GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

GRA 【 2017年から2018年に向けて 】

・・ 2017年の活動評価から、2018年の課題と目標を考えています。
・・ 2018年は 活動の質と形態を変化させていきます。

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 <公式Webサイトから一部転載文章>

http://gra-npo.org/policy/policy_data/2017_2018.html


GRAでは、オートバイを単なる移動用機械や娯楽道具として捉えていません。
オートバイは、知的好奇心を高め、社会秩序を学び、機械工学の見本となり、運動物理学の教師であり、生きる励みを与え、人生を考えるきっかけにもなる存在だと考えています。

しかし、オートバイが誕生してから150年以上経ち、日本には世界有数の生産台数を誇るオートバイメーカー4社を始めとして、数多くのオートバイ部品メーカー、オートバイ雑誌編集社が存在するに至ってはいますが、ライダー(ユーザー)を利益を生み出す営業対象として、一方的な偏った情報で扇動し続けた結果でしょうか、オートバイをまるで嗜好品やファッションアイテムの様に捉え思考するに留まっているライダーが多いように思われます。

GRAは、オートバイをよき人生を楽しむための伴侶になるように、部品の一つひとつの目的や原理の解説から、安全な移動用機械として必要な整備や調整、オートバイの機構や運動力学から説くライディングの基本と応用、適切なライディング判断力の育成の方法、そしていつまでも楽しく乗り続ける為に必要な社会(環境)との関わり方などを広く啓発・啓蒙活動していきます。

そして、それらの発信をきっかけにして、ライダーの一人ひとりが自分自身の力で、オートバイとの関係と、周りの人々(社会)との良い関係(環境)を築いてもらうのが夢であり目標です。
 
 

開催リポート 「イベント変革へ “次の一歩”」 を紹介します

2017年11月12日開催した『 GRAのライディング講習 』 の開催リポート 「 イベント変革へ“ 次の一歩 ” 」 を案内します。
   
■ 2017年11月12日開催『GRAのライディング講習』開催リポート全文は下記のURLからご覧ください
http://gra-npo.org/publicity/report/2017/20171112_rep.html
   

<以下、開催リポートから一部抜粋>

  
【 イベント変革に向けて 】

来年以降は、この2年間の実績を基礎にして、もっと魅力が溢れた日本全国への発信内容へ改めるのと同時に、自主的な判断と行動力が伴う人材を育成できるイベント開催企画へと改める必要があると考えています。

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【 なぜ? 人材の育成を ? 】

「 ライダーにとって、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境 」は誰にとっても必要なものですし、その環境を創り守る努力は一人ひとりのライダーに求められている責任です。

オートバイライフを深く楽しむために、単なる娯楽道具やファッション、スポーツではなく、オートバイの基本構造や運動特性から、社会との良好な関係作りの責任を果たす人材の育成は欠かせない大切な事ですから、GRAでは“人材の育成 ”を活動目標に掲げているのです。

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【 現在のイベントでは不足なのか ?】

参加者自身で GRAの活動目標を理解して積極的に意見や提案をする人が居る中、いつまでも走る楽しみや速く走る事に集中し続ける人が混在し続ける状態は決して良いとは言えませんし、そういう状態を招き続けているイベント運営や参加申込み形式は改良する必要があると考えているのです。


【 これからのイベントは ?】

楽しむためだけ、上手になるためだけに参加する“お客様”や“生徒様”には、その意識を少し改めてもらう運営形式にして、改めない方の参加は止めます。

そうして、年齢や性別、乗車経験や参加回数などに関係なく、「 オートバイをいつまでも楽しく安全に楽しめる環境つくり 」に関心のある人同士が、知識や情報、意見を対等に交わせる居心地の良いイベントを目指していきます。

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12月24日 『 イヴ ミーティング 』 参加者募集中です !!

GRA 『イヴ  ミーティング』 の 開催案内 です


12月24日(日)、予定が無い人を歓迎します !

温かいコーヒーなど飲みながら、オートバイ雑談でもしませんか。

希望者には、走行練習、ライディング講習、セッティング講義もあります。

気ままに、自由に、どなたでも歓迎です !!

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【 イヴ  ミーティング 企画概要 】

〇 開催日      2017年 12月 24日(日)
〇 開催時間      9時 ~  16時   (入場受付  8:55~9:05 )
〇 参加費      1000 円 
〇 開催会場      りんくう公園内 特設会場

その他、詳細な内容は下記案内ページで確認してください。
http://gra-npo.org/schedule/schedule/kinjitu/kinjitu.html


【 追伸 】

〇 飲み物や食べ物はご持参ください
〇 走行上の安全性と騒音に問題が無ければ、どんな車両でも参加可能です
〇 “おやつ”に金額制限はありません
 

GRA公式Webサイト     http://gra/npo.org/
 
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実は、来年・2018年のイベント開催に向けて行なう「試験イベント」の意味合いのあるイベント企画です。

そう! 来年は「コーヒーブレイク」、「雑談」などの要素を組み入れて、単にライディング技術や整備知識を向上させるだけではなくて、もっと他の大切な要素を刺激し合って、共に成長したいと考えているのです。


 

11月12日開催 『 GRAのライディング講習 』 参加者感想文

2017年11月12日に開催した『 GRAのライディング講習 』参加者の感想文(抜粋)です。

メインカリキュラム : 「 サークル理論の応用 」
 
公式Webサイトからの抜粋で紹介します
http://gra-npo.org/publicity/impress/2017/20171112_imp.html


■「荷重を感じることが、できました ・・」 (Yさん寄稿感想文)

逆に簡単な課題で、ましてブレーキかけない
アクセル操作と、バンク?体重移動?だけなのに
不安定というか?このようなことをしてると、
勝手に自分の苦手な部分が、よくわかるような気がします。

荷重が、かかっている方が、バイク安定
最初の、講習会の走行か?タイムトライヤルか?忘れましたが、
いつもより、何度か?数か所か?荷重を感じることが、できました。
これは、上達した部分と理解していいのかなと思います。

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■「効率的な走りを、実践的に勉強が ・・」 (Tさん寄稿感想文)

いつもはなんとなく走って、何が良くて何が悪かったのかわからないまま練習していた私にとっては、改めて気持ちが引き締まりました。
そして座学の時間ではサークル理論の解説を聴講し、各自のディスカッションと共に頭では理解しつつ、いつも自分は感覚のままに、というより適当に何も考えずに走ってるよなぁ。。。

今回久しぶりの参加でしたが、効率的な走り方をわかりやすく、かつ実践的に勉強できたことはとても有意義でした。
今回得たことを復習して、さらに理解を深めたいと思います。
参加の皆さん、ありがとうございました。

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■「設定変更は良かったか? しかし ・・」 (Nさん寄稿感想文)

開催前に右足の親指の付け根に痛風を発症してしまい痛いながらも日常生活は出来るけど・・・
 エンジン始動するのにキックが出来るのか?
と言う状態になってしまい最悪見学かな?と思いながら参加させてもらいました。(笑)

確認したかったハンドル交換後のポジション変化やフォークオイルを追加した事によるストローク規制が良かったのか運転しやすくなっていましたが、まだ右旋回の方がしにくく曲がら無いために、曲げようとしてバンク角を無理に深く取ったりまだ問題がありました。

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【 GRA公式Webサイト 】
 
http://gra-npo.org/



2018年の『 次の一歩 』 に向けて、 GRA活動問答集

NPO法人GRAでは、2018年の活動についての意見を募集しています。
その参考資料として、現在の検討内容などについて以下の“問答集”にまとめました。
どうぞ、これまでの活動内容とあわせて、意見や指摘、提案をお寄せください。

 
    *    *    *    *    *    *    *
 
問1 「 なぜ、2018年も活動を続けるのか? 」
 
【答】一つ目の理由は、活動目標を十分に達成していないためです。
          二つ目は、過去26年以上に亘り、 イベント当日に積極的に運営協力した
          方の他に、平日にGRA運営の土台を献身的に支えてくれた方々、そして
          全国各地でGRAの活動をサポートして下さっている方々の協力を無駄に
          したくないからです。
 

問2 「 活動を続けるとすれば、2018年の目標は? 」

【答】現在掲げている最終的な目標「いつまでも、楽しく、安全なオートバイ
          ライフ環境の創造」と「その環境を創る活動をする人の育成」に変わり
          はありません。
          その目標達成に向けて、2018年は“人の意識を変える”を年間目標にしたい
          と考えています。


問3 「 誰が活動の企画や運営をするのか? 」

【答】現行の代表理事、二名の理事と監事の他、運営スタッフが継続する事に
          変わりありません。
          また、運営テーマ『やりたい事はやりたい人が担当する』をモットーに、
          色々な形での新規の運営参加を募っている事も変わりありません。


問4 「 Webサイトは継続するのか、その理由は?」

【答】公式Webサイトや公式ブログサイト、公式SNSサイトを通じての発信
          活動は継続します。
          その理由は、GRAはオートバイライダーを含む全国の全ての方々を対象
          にしているためです。
 
 
問5 「 Webサイト活動の長所と短所は? 」

【答】Webサイト等を通じての発信活動の長所は、日時や場所、年齢、性別
          等を選ばず、全国の方々に届けられる機会・チャンスがある事です。
          逆に短所は、単に知識や意見が消費されるだけに終わる可能性が高い事
          だと考えます。
 
 
問6 「 イベント開催は必要なのか、その理由は? 」
 
【答】イベント開催は必要だと考えています。
          その理由は、発信する内容の実践的確認の他に、関連する知識や情報の
          収集と共有を通じて、GRA運営そのものを活性化させられるからです。
          ただし、2017年と同様な企画や運営内容ではなく進歩させていく必要が
          あると考えています。
 
 
問7 「 ジムカーナをするのか? 」
 
【答】競技としてのジムカーナを行なう事は考えていません。
          いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造に繋がる事を
          行ないます。
 
 
問8 「 イベント開催の長所と短所は? 」

【答】イベント開催の長所は、GRA活動に関心や興味を持つ人と直接交流でき
          る点です。
          逆に短所は、オートバイで走る事や上手くなる事に強い関心を持つ人が
          集まりやすく、練習会イベントでは楽しむ事を、講習イベントでは上手に
          なるライダーが育つに留まりやすく、活動目標の浸透や適した人材の育成
          に繋がり難い点です。
 
 
問9 「 どんな人を歓迎するのか? 」
 
【答】GRA活動の運営や開催イベントを問わず、広い視野と問題意識、そして
          行動する意志のある人です。


問10 「 GRAにとって生きがいは? 」

【答】イベントに参加する人やメールなどで意見・コメントを寄せてくれる人
          の中で、掲げている活動目標に強い関心を持っている方に出会う事や、
          目標や活動に意見や指摘、提案を受ける事です。
 
 
問11 「 最後に、いま考えている事は? 」
 
【答】オートバイに限った事ではなく、生きている環境をより良くする事は、
          その世界に属している全ての人の責任ですし、同時に周りの人々に目を
          向けて働きかけていく事も必要とされる事だと考えます。
          2018年は、そんな考えをよりはっきり出して、ライダーを含む多くの
          方々への発信に繋げていきたいと考えています。

 
       *    *    *    *    *    *    *    *    *

 
以上の様な内容で、2018年の「次の一歩」を検討している最中です。
どうぞ、「Web発信するべき内容やテーマ」や「新しく取り組むべき活動」、
「開催が望ましいイベント」、「GRA活動に望むこと」など、
あなたの意見や提案、指摘をお寄せください。

お待ちしています。
 

【 公式Webサイト掲載ページ 】
http://gra-npo.org/policy/policy_data/2018_nextstep.html

 
送信先メールアドレス 】

information@gra-npo.org     

 

質問 「GRAは、競技・ジムカーナをしてる団体?」 への回答

『問い合わせへの回答』・・ 届いた質問への回答の転載です

【質問】

はじめまして、「 GRAでは 競技のジムカーナをしている団体 」と聞いたことがあります。
競技ではなくて、うまく乗れるようになりたいのですが、どうでしょうか。

                                                                                              大阪府  H  
   
 
【 回 答 】

H   様

私共 NPO法人 GRA の活動と開催イベントに関心を持ってくださり、誠にありがとうございます。

お問い合わせの件 “ ジムカーナ ” ですが、ご指摘の通り、設立当初は ジムカーナ文化の創造を通じて、より良いオートバイライフ環境作りを目指していました。

しかし、“ ジムカーナ ” を活動の軸にしている限り、その目標に達するのが難しいと判断して、今は ジムカーナではなく、オートバイに関する詳しい知識や技術を、誰にもわかりやすい言葉とイラスト、映像などを使い、ネットを通じて全国に届ける活動に変更しています。

その活動の一環として 少人数制のイベントも開催しています。
どうぞ、機会があれば参加をご検討ください。
 
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ジムカーナに見切りをつけた文章は、【GRA、過去、そして現在の目標 にも掲載しておりますので、その文章の一部を以下の通り案内いたします。
 

「しかし、公道仕様のオートバイで競技を楽しむ人達には、オートバイを操る楽しさ、同じ趣味を持つ仲間との楽しみに没頭し、練習と改造を重ね、大会などで良い成績を残す事を追い求める人が増えただけの様にも見えるのです。

それでは、社会的な観点からは、峠道を我が物顔で走りまわっている峠ライダーが市街地の一角でやや合法的に遊んでいるのと変わりありません。

直接社会と接する機会の多い環境の中で、公道仕様の車両を改造して、上手になる事や速く走る事だけに熱中し、社会全般からのオートバイやライダーに対する認識や評価を良くする努力をしないライダーは、オートバイでいつまでも楽しむ環境を作る責任を放棄しているだけでなく、オートバイの社会的な評価を高める活動をしている団体やその環境創りに協力している一般ライダーの人々にとっては迷惑な存在でしかありません。

この20年の間に、以前とは較べられない程に多く開催されるようになったジムカーナですが、この20年間の GRA の「ジムカーナ」がそういうライダーを育てた存在であるならば、GRA では「ジムカーナ」をこれまで通りに開催する事を止める決断をしたのです。」
  


                       NPO法人 GRA    広報担当

トラ君・闘病記 ( オートバイの基本講座 より )

『 10月7日、移植用に臓器改造完了! 』

代表の愛車・トラ君、移植用臓器を手に入れて、ようやく完治した様子。

でも、移植用として販売されている臓器(部品)の性能を確認してみれば、色々と発見や学びもあったようです。

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詳しくは【 トラ君・闘病記 】最終回( その8 )でご覧ください。
http://gra-npo.org/lecture/bike/triumph_illness/triumph_illness_8.html