GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

『 撮影&練習イベント 』 参加感想文

■ 昨年の体験が忘れられず・・

ホームページで「当日受付制」適用とあったので、ダメ元で当日会場へ行ってみました。急な参加にも関わらず快く対応していただきました。

私は、昨年度6月にGRAの自由練習会に見学参加し、そこでの皆さんの走行を見て、バイクの挙動の軽快さに衝撃を受けました。 
また、短い時間ではありましたがGRAの練習を体験させていただき、自分なりにも新たな可能性を感じました。 実はその際、転倒・負傷し、バイクから少し距離を置いていたのですが、その体験が忘れられず、今日は会場に足を運びました。
 f:id:youkaidaimaou:20180511012949j:plain

 

■ にわかには信じ難い事が・・

このイベントについて、事前にホームページでみていたのですが、バイクに見慣れない器具が装着されている写真が掲載されており、そこで行われていることのほとんどが分からずに参加しましたが、「それを行う理由」「どのように行うのか」「使用する工具やそのグレード、使い方」など、全てを丁寧に説明していただきました。

f:id:youkaidaimaou:20180511013200j:plain


説明は非常にわかりやすく、内容は理解できましたが、にわかには信じ難いものも含まれていました。それらはバイクの挙動に関することで、「タイヤの空気圧」や「ネジの締め方」、「フロントフォークの0.1㎜程度の微細なズレ」で操作性に変化が出るというもの。

タイヤの空気圧はともかく、それ以外は一流ドライバーならいざ知らず、素人に分かる変化ではないだろうと高をくくっていました。

f:id:youkaidaimaou:20180511013404j:plain


■ 狐につつまれつつ、確かに感られた “違い”

代表に促されて、体験してみることに。
変化はありました。

f:id:youkaidaimaou:20180511013641j:plain


はじめは、自己暗示か何かかと疑っていたのですが、何度かテスト走行するうちに、確かに違うと思うようになりました。
フォークのズレに関しても、それまで感じていた右旋回時の違和感が軽減され、旋回しやすくなりました。

f:id:youkaidaimaou:20180511013720j:plain

正直なところ、未だに半信半疑で狐につままれたようです。また、文字で読んだだけでは絶対に信じなかっただろう内容だと思いますが、未熟な私にも確かに差異を感じることができました。

■ 最後に ・・

前回に引き続き、本日もとても面白い体験をさせていただきました。
面白いだけでなく、ライディングの奥深さや可能性も感じました。

貴重な体験をありがとうございました。
 
 

GRAの 『 話すオートバイ講座 』 内容紹介

オートバイから人生論まで、参加した人の意見や質問で満たす充実の “学び場” です。

f:id:youkaidaimaou:20180326140451j:plain

オートバイに興味のある人が自由に集まり、オートバイに関する話題や情報、知識を、意見や質問で交換し共有します。

f:id:youkaidaimaou:20180326140723j:plain

話題や議題は、オートバイに関係する事から人生論まで何でも歓迎。
参加した人の提案や要望、質問などに応える形で移り変わります。

f:id:youkaidaimaou:20180326142430j:plain

新しく購入したいオートバイについての話題や質問、オートバイでの失敗談などの発表も歓迎ですし、オートバイの正しい整備やライディング方法、セッティング理論などについての意見はもちろん、質問や解説依頼も歓迎しています。

f:id:youkaidaimaou:20180326143001j:plain

オートバイといつまでも楽しく、安全に、乗り続けたい人たち人が集まり、色んな話題や情報、知識を共有し合って、明日への活力へとつなげていきましょう。

オートバイに関心のある人なら、年齢、性別、乗車経験、オートバイ所有の有無に関係無く参加歓迎ですし、参加費や予約は不要です。
詳しくは下記のサイトで、開催日時や開催場所、参加定員などを案内しています。

http://gra-npo.org/schedule/schedule/kinjitu/kinjitu.html

f:id:youkaidaimaou:20180326143519j:plain

この機会を通じて、あなたのオートバイライフが更に充実する事を願っています。
 
 

『 代表理事、人生の転機と活動について 』

代表理事が人生の転機を迎えている事を報告します。
それに伴って、NPO法人GRAの活動に一部遅滞が発生する事をお報せします。

f:id:youkaidaimaou:20180319210836j:plain

NPO法人活動として欠かせない活動、例えば3月末迄に提出が必要な事業報告各資料の提出、事業計画として企画済みのイベント等の開催活動には影響は出さない見込みですが、公式Webサイト等を通じての広報・啓発活動の計画に一部遅延が発生する事を報告します。
 
その為、公式サイトなどを通じての活動を期待し楽しみにして戴いている多くの方々へはご迷惑をお掛けしますが、ご理解の上でご容赦下さい。

f:id:youkaidaimaou:20180319210906j:plain

「必ず以前以上にバージョンアップして復活するぞ!」と申しております。
 
 

『 創る人、壊す人 』 ZAKT計画 (その1)

2018年、ZAKT計画を始めるにあたり、今迄で一番衝撃的で哀しい記憶を公開します。
今となっては過去の出来事ですが、今なお続いている課題の一つです。 

       *     *     *     *     * 

2001年1月、二十数名が集まったミーティングの場で、
突然 “怒声” が突き刺さったのです。

「 なぜ、イベントをやめるのだ !! 」の怒声が

f:id:youkaidaimaou:20180316222538j:plain


『 社会から認知される ジムカーナ文化の創造 』を目標に、多い年には46回ものイベントの開催を数年以上続けたものの、イベント開催数と事務方の作業量に忙殺された事もあり、その目標の達成が難しいと判断して、2000年11月に開始したのが【 脱皮計画 】でした。

自己中心的に走る事だけを楽しむ人が増えている現状を変えるため、【 脱皮計画 】の趣旨を書いた文書を作成して、500名以上の人への郵送を、数回に亘って続けたのですが、その“怒声”の主は趣旨を理解できなかっただけでなく、平日夜に様々な事務作業を行ないGRA活動を献身的に支えていた大切なメンバーを“怒声”で罵倒したのです。
   
あってはならない事です。
当時 優に30歳を過ぎた大人なのに、自身が楽しんでいた“環境”を守るのではなく、その“環境”を裏方からも支えていた人に“怒声”を突き刺すなんて。
刺された当人達には、今でも心の傷として残っているでしょう。
 

f:id:youkaidaimaou:20180316222649j:plain


何事であれ、創るのは難しく、壊すのは簡単なもの。
イベントに一生懸命参加して楽しむだけの人だけでは創れない活動や“環境”があるのです。

あなたのような人が、“環境”作りに取り組んでいる人を挫き、“環境”を破壊するのです。

 
 

安全運転に必要なコト #安全運転

オートバイのイベントが行なわれる場合、それが市販車で走行を行なうイベントであれば、ほとんどの主催者は目的や企画内容に“ 安全運転 ” という言葉を掲げています。

確かに、オートバイでの死亡事故が目立って増え始めた 1970年代後半以降、社会的な批判や要求に応える為にも要必とされた言葉でしょう。

イベント開催会場の確保の際に会場所有者との交渉に必要になる他に、車両メーカーや自治体などから協賛を得る為にも、新聞社などメディアの取材を得る為にも必要な事だったでしょう。

f:id:youkaidaimaou:20180210222234j:plain

しかし、それらのイベントの大半は 走行技術を磨く内容であったり、その技術を競う内容に留まっていて、純粋に “ 安全運転 ” に必要な要素の一部しか行なっていないのが現状です。

確かに、走行技術は “ 安全運転 ” に必要な要素の一つです。
しかし、走行技術だけでは安全運転の実現には足りない事は明らかです。

車両の基本的な構造やメカニズムの学習は欠かせません。
その理解を通じて、基本整備やライダーに合わせた基本的なセッティングの学習と実践は 安全 には欠かせません。

f:id:youkaidaimaou:20180210222318j:plain

そして、それ以上に、ライダー自身がオートバイに乗る事で他者の人生に対してどの様なリスクを与えるかを学習する機会を与える事が最も大切な事です。

そうすれば、ライダー自身が車両や自身の精神状態などを正しく理解して、「 今日は、オートバイを運転をしない 」という決断に繋がり、それが一番の “ 安全運転 ” です。

f:id:youkaidaimaou:20180210222406j:plain

オートバイ販売台数は減り、ライダーの高齢化と人口減少の中、行政が主導して運転技術だけに焦点を当てた全国規模の安全運転大会 が 昨年度で終了した今こそ、真の “ 安全運転 ” について深く考察が必要な時でしょう。

そういう考察を経て、ライダーが自身の “ 安全運転 ” に留まらず、他の見知らぬライダーを含めた社会全体の “ 安全 ” の為に行動を行なう事が更なる “ 安全 ” に繋がります。

f:id:youkaidaimaou:20180210222436j:plain

NPO法人GRAは、そういう考察と行動を行なうライダー(人)を育成する為に、これからも活動を続けていきます。

 

イベント開催か、活動目標達成か ?

先日(2/4)開催した“ GRA総会 ”に向けて、全国各地の方から 議題提案や意見が届いていました。
 
それらの中で多くを占めていたのが、「 負債額の軽減を 」と「 イベント開催数と参加者の増加を 」という意見内容でした。
 
確かに、年毎に減っているとはいえ、2017年末には 25万円の負債(借金)があります。

また、少人数制をテーマにしたイベント企画とはいえ、イベントあたりの平均参加人数は 3名と、20年前のイベント内容を知るそれらの人達から見れば、考えられない程に少ない参加者数です。

そうした見方をすれば、イベント開催数や参加者人数を増やして参加費収入を増やして、負債の存在によって社会的な信用が得られない状況から抜け出しなさい!  という意見になるのも理解できます。

 

 しかし、それで何が得られるのでしょうか?

  

GRAは、 20年前とは、活動目標とその対象が全く違います。
現在は、『 いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造 』『 その環境を守り育てる人の育成 』が活動目標です。

そして、その対象は 全国そして世界各国の 日本語Webサイトが閲覧可能な方に対して啓発活動へと変わっているのです。
 
その活動の成果もあって、全国各地からGRAが発信するWebサイトや SNSサイトなどの閲覧者数も増え、時に見も知らぬ方々から励ましや意見などのコメントが届くようになっています。

もとより、活動のための人的パワーが限られている中、全国から見ればごく限られた狭い地区の人の参加しか見込めないイベントの開催数を増やして、サイトを通じて注目をしている方々への発信を減らしてしまう事が得策だとは決して思えないのです。

活動目標の達成か? イベント開催か? と  二者択一を迫られるならば、迷わず イベント開催をあきらめるべきでしょう。

 

もちろん、異論はあるでしょう。

しかし、社会的な貢献を目標に活動する役割こそ NPO法人に課せられた責任です。

その責任をないがしろにしたまま収益を増やす事は、非営利活動法人(NPO法人)として本来の責任を放棄している事と理解されても仕方無いと言えるでしょう。


GRAは、公式Webサイトで公開している通り、過去から現在まで、その全ての活動や企画、そしてその活動理念を閲覧して戴く事で これからも多くの人々からの信用と支援が得られる法人でありたいと考えております。

どうぞ、これからも 私達・GRAの活動にご注目とご意見・ご指摘をお願いします。
 
最後までご覧くださり、ありがとうございます。

 


・・ 近日中に、2/4開催『GRA総会』の報告をいたします

2018年 行動計画、“ZAKT計画” (その2)発表しました

【 “ZAKT計画”(その2) 】

GRAの2018年行動計画として、その基本要旨【 ZAKT 計画 】(その2)の発表を行ないました。
ここでは、その ZAKT計画(その2)「“Z”は “ 人材育成 ”」からの一部抜粋文章を紹介します。
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2018/01/29/214836
  
     *    *    *    *    *    *
  
『 講習会の問題点 』
    
そんなライダーの責任と行動をサポートするためにオートバイの講習会はあるべきですが、一般的にオートバイ講習会はそれに適した内容にはなっていません。

例えば、“安全”という観点から見た場合、安全な走行にとって運転技術の向上が一番大切な要素ではなく、自身の運転技術のレベルと課題をライダーが正しく認識できる事が最初に必要な要素です。続いて、オートバイの構造とメカニズムの理解を通じて運転している車両の安全レベルを把握する能力の向上が安全な運転には欠かせません。
そして、何よりも一番大切な事は、ライダー自身にその運転によって社会の他の人々に与える安全上のリスクを正しく自覚させる事であるべきです。

しかし、一般的な講習会では運転技術を向上させる事に留まり、車両の安全コンディションの把握方法や周囲の人々への配慮など、安全に欠かせない要素さえも重要視していません。
その為、専用コースを走って運転技術を向上させる“楽しさ”の追及に焦点が集まりやすく、走る事だけを求める常連参加組を生み出すなど、いつまでも安全で楽しいオートバイライフ環境の育成に必要な“環境つくりライダー”を育成できていないのが問題点です。
  
             *     *     *     *     *

f:id:youkaidaimaou:20180129225728j:plain

ZAKT の “Z”は “人材育成”、ZAKT計画”(その2)
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2018/01/29/214836