GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

脱・『 ジムカーナ 』 法務処理終了、 真価が問われる活動へ

先日から数度に亘り報告していた “ 脱・ジムカーナ ” の為、内閣府地方自治体が代行)と 法務局 への手配ですが、12月17日(月)付けで全て終了した事を報告します。

これにより、設立当初から 「 ジムカーナ文化の創造 」を活動目標に掲げ、多岐に亘る活動を行なって参りましたが、その活動等で得た 知識や情報、考え方を、「 ジムカーナ 」という狭い分野に拘るのではなく、もっと広く大きな世界を対象に発信していく事を報告します。
 
本日(12/19)、地方自治体(兵庫県庁)担当部署へ登記完了報告の為、「 登記事項証明書 」などの書類を持参した際、いつも対応して下さっている担当者の方との会話の中で、「 是非、新しく掲げた目標に向けて頑張ってください 」と励まされました。

新生・GRA の活動は、これからが正念場です。
過去の GRA 活動やイメージに捉われず、現在の GRA の活動に関心と興味を持って下さっている方々へお願いがあります。
どうぞ、今後の活動に今まで以上に関心を持って下さい。
そして、掲げた活動目標にそぐわない活動や発信等がありましたら、どうぞ ご指摘、ご叱責もお願い致します。
 
新生・GRA は、オートバイを深く探究し、時に オートバイの枠をさえも超えた活動をして参ります。
 
 
【 参考資料 】 ・・ 登記事項証明書

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『 スマートライディング 』基本講座用、 草稿案のチェック依頼

公式Webサイトの『 オートバイの基本講座 』では、オートバイとの付き合い方の提案を “ 心 ”、“ 技 ”、“ 体 ”、“ バイク ” の 4つの項目に分けて、多くの人々に参考にしてもらえるようにしています。
 
どの項目でも、GRA として “ 基本 ” として伝えたい事柄を掲載します。
ただ、今まで 本や インターネットを通じて 基本的常識 として伝えられている事柄の中には、「 迷信 」や「 都市伝説 」、「 誤り 」が多く含まれているのも事実です。
そういう状況だからこそ、GRA として 理論的 且つ 分かり易い解説を通じて、少しでも多くの方々にオートバイを いつまでも、安全に、楽しんで欲しいと願っています。

ただ、十分な検証や配慮を行なった上で発信を行なっていきますが、万が一、誤っている内容等がありましたら、是非、ご連絡を願います。 理論的な確認が取れ次第、すぐに修正処理を行ないます。


【 スマーライディング 基本講座用、草稿案 】
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2018/12/18/155327
 
 
 

新しいキャッチとロゴマーク 紹介します

新生・GRA活動のアピールに向けて、新しいキャッチとロゴマークを作成しました。

新しいキャッチは 「 Smart Riding 」です。
Smart(スマート)とは、格好の良さや手際の良さの他に、賢いという意味もあり、新生・GRA の目指している方向を示すのに ぴったりだと考えています。

また、「 Smart Riding 」を入れた新しいロゴも 2点作製して、色々な発信物に書き入れて、今の GRA が目指している方向が伝わる様にしていきます。

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なお、公式Webサイト の 全ページ に挿入して、レイアウトも同時に見直して、さらに使いやすく修正を行なっていますが、「 レイアツト が 良くない 」とか 「 ボタンをクリックしても変わらない 」など、意見やチェック報告もお待ちしています。

【 GRA公式Webサイト 】 http://gra-npo.org
 
 
 

 

脱・『 ジムカーナ 』 法務処理、 最終か ?

先日(12/7)、法務局へ提出した申請書類、やはりと言うか不足した処理があり、昨日(12/10)に電話連絡があり、本日(12/11)追加の処理に行ってきました。
 
今回は、相談窓口を利用して、前回のの申請の取り下げ処理を始め、追加申請書類や議事録、定款などの資料を 1点づつ確認して処理を進めましたので、恐らく 12/17(月)には 法務局での処理は完了すると期待しています。

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< 追伸 >  ・・ 法務局は イメージと異なり、他の 行政窓口よりずっと親身になって対応してくれました。 お蔭で、今回の処理だけで 担当してくれた 親切な 3名の男性職員と 1名の女性職員の方の名前を覚えてしまいました。

 

Goodbye Gymkhana, Hello Smart Riding.

Hiroyuki Kobayashi loves "Moto Gymkhana" very much. Because it has the following excellent features.
* Even beginner rider can feel free to participation,
* Participation with non-remodeled normal vehicles,
* It is an intellectual game that derives optimum riding that makes full use of the features of motorcycles,
* It is a riding art that can give impression to viewers.

So, he established GRA in 1991 and started activities with the target of "Creating Gymkhana culture". And GRA has retained unprecedented achievements such as organizing numerous lecture events and practice events and organizing events of the GP series all over Japan.

However, recognition to social Gymkhana changed by influence of other organizers who hold different from GRA, so activities of GRA were greatly affected. The characteristics of their Gymkhana are as follows, and those are greatly different from GRA’s Gymkhana.
* It is a competition concerned only with the result,
* Hard course setting for beginner riders refusing to participate,
* Substantial remodeling is common sense for participation vehicle,
* Intellectual elements and artistic elements are lacking

Due to the above circumstances we decided to delete the word of Gymkhana from GRA’s activity targets. However, we will not forget the wonderful knowledge gained by GRA’s Gymkhana. So, we decided to develop our activity policy. That is to share the knowledge and experience gained by Gymkhana with more people than ever through the Internet.

The new activity theme is "a proposal of a fun and safe motorcycle life forever". It is a proposal to convey the pleasure and beauty of motorcycle riding to all riders in an easy-to-understand way, with the physical law of motorcycles, and we believe this will be useful for many people from city riding to touring riding.

We are looking forward to your interest in the future activities of GRA.
 

■ GRA official Website  ( Japanese )
http://gra-npo.org

 

脱・『 ジムカーナ 』 法務処理、 中間報告

先日、脱・『 ジムカーナ 』の為の処理は最終段階と報告しました。
その際、提出後すぐに完了すると思い込んでいましたが、それは間違いでした。

12月7日(金)、法務局に申請関連資料 ( 定款変更申請書、内閣府からの認証書、 定款、総会議事録 )を提出したところ、審査・確認の後、問題無ければ 12月14日(金)に完了するとの事でした。

無事に定款変更が終われば、12月14日(金)に再度法務局へ足を運び、「 登記事項証明書 」の発行を受け、その足で 兵庫県庁へ提出して全てが完了の予定です。

どうか、提出した書類に不備がありませんように !

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 ※ 追伸、立った今(12月10日、14:35)法務局より 追加提出必要な書類の電話あり、12月11日、13:30 に相談&提出の予約入れました。明日、再度法務局です。
 
 

脱・「 ジムカーナ 」、残りわずか

『 変更手配の現状 』

先日報告の通り、NPO法人 GRA は、定款上の “名称” と “目的” の変更申請を行ない、NPO法人を管轄する 内閣府(地方行政が代行)から認証の案内が届きました。
 

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残る手配は、最初に法人登記を管轄する法務局へ行き、定款の「名称変更」と「目的変更」の申請を所定の書類と資料を添えて行ない、それが受理され次第、改めて兵庫県庁へ認証の報告書類を届ける必要があります。

残り、申請書を 2通、資料 2通、証明書 2通、そして報告書を 1通作成して、各行政機関へ各々手配をして、それらを12月14日までに終えれば無事に 脱・「ジムカーナ」は完了します。

 

『 変更の目的 』

先日の案内の補足になりますが、「ジムカーナ」という枠から外れて、広く一般のライダーの方やそのご家族や友人などの関係者の方々へ、“ いつまでも、楽しく、安全に楽しめる オートバイライフ ” を伝え広める為、定款上の “名称” と “目的” も変更して、その活動に専心していくのが変更の目的です。
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追記・『 ジムカーナについて 』

最初に伝えたい事は、私自身は今も「ジムカーナ」を愛しているという事です。
私にとっての「ジムカーナ」とは、初心者のライダーが、市販されているオートバイのまま参加出来て、オートバイが持つ様々な優れた運動特性を活かし、思いのまま創意工夫して最適な走行ラインを見つけ出す知的ゲームであり、観ている人達も一緒に楽しめる芸術だと信じているからです。

それ故に、1991年に GRA を設立した当初から、“ ジムカーナ文化の創造 ”を活動目標に掲げて、積極的に 講習会や練習会の企画・開催運営から、北海道から沖縄の全国を転戦するシリーズ戦の企画・開催運営を行ない、同時に過剰な改造を抑制する『車両レギュレーション』(1993年)の制定などを通じて、適正と考えるジムカーナの普及活動に努めてきました。

ただ、その一方で、他団体が開催するジムカーナでは、エンジン本体から外装全般に及ぶ大幅な改造がされた車両で、初級ライダーには完走が不可能な程にタイトなセクションと、創意工夫の余地の少ない単純な走行コースで、単にタイムだけを争う競技として広められていきました。

それは、私達の信じる「ジムカーナ」とは異なり、美しさや創造性に欠け、広く一般のライダーだけでなく社会全般に対して誤ったイメージを伝えてしまう面があり、それは私達の活動の目的さえ誤って受け取られる事に繋がります。

そこで、「ジムカーナ文化の創造」という当初の活動目標から、別の方向への模索を行ない続けて、2010年の『 第3期・脱皮計画 』で “ いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の実現 ” と “ そのオートバイ環境を創る活動をする人の育成 ”へと方向転換を行なって参りました。

『 第3期・脱皮計画 』以前から、「ジムカーナ」という文字は活動目標やイベント企画内容から外れていましたが、未練がましかったのでしょう、ようやく 「ジムカーナ」の文字を“名称”と“目的”から正式に外す決断に至った次第です。
 
これからは、私達が信じる「ジムカーナ」で培ったオートバイライディングの楽しさや美しさを、オートバイの物理的な法則や機械的な原理を交えながら、初級ライダーからベテランライダーまで、市街地走行からツーリング走行で確実に役立つ情報やヒントの発信を行ない、ライダーと周囲の方々を含めて“ いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ ”の提案に努めて参りますので、どうぞ 新生・GRA の今後の活動にご注目とご期待・ご関心のほど、宜しくお願いします。                            

                                                             NPO法人 GRA     代表理事   小林 裕之



【 関連資料 】
〇 1991年発「ジムカーナ文化創造の案内」(GRA発足の案内書)
http://gra-npo.org/policy/policy_data/inauguration.html

 
〇 1993年発「GRA・車両レギュレーション」
http://gra-npo.org/schedule/regulation/regulation.html


 〇 2010年発「第3期・脱皮計画」
http://gra-npo.org/policy/policy_data/dappi3.html


〇 1991~2018年「走行コース図一覧」
http://gra-npo.org/document/course_table.html