GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

10/9 開催 『自由練習会』 感想文 ( 神戸市 VFR400 さん )

今回も課題を沢山持ちかえる事の出来た素晴らしいイベントをありがとうございました。
  
今回は朝一のライトウェット路面から始まりました。
場所柄、高架下と言う事で雨が直に降り注ぐ環境ではなく、程よいウェット感の有る路面により、どの様に車体に無理をさせているかを確認しながらの良い準備体操と自身の見直しを行う事が出来ました。
   
そうしていると小林代表からのご指名で、コーンを中心とした定常円旋回(?)が出来ますか?と言う挑戦を頂き、まぁ、それくらいなら出来るんじゃないか?と思ってやってみるも、まずアクセルワークが乱雑で回転半径が定まらないので、バンク角も安定しないので、輪をかけて円が安定せず散々な結果に終わったのでした。  

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が、これについては後の自由練習で暫く反復していると、少しだけではありますが、糸口が見えてきたような気がしました。
   
その後、徐々に路面が乾くにつれ大胆(と言うか乱雑)に乗れるようになって来たのですが、その大胆さが良い方向にかみ合わず、空回りと言うか、車体の上でもがいて居るだけで、例えば車速とバンク角の折り合いが付かずにフラ付いたり、前後タイヤが破綻するほど荷重を掛けたいと思っていても、どうにも荷重の仕方が悪い様で、その感覚を感じる事が出来ず、適当なバンク角が着いたら車体の向きが変わるのをボーっと待っているだけだったり、
もう少し何かが見いだせれば、噛み合えばカチッ!とまでは行かないまでも、もう少し納得のいくオッ?来た?と言う様な感触を得られるのでは無いかと言う気がして、とても歯がゆかったです。
  
他にもウェット路面や低速での反復練習が少し身についてきたが、その感覚を使うタイミングが上述の車速とバンク角云々同様に作り出せなかったり早かったり遅かったり。

とは言え、そんな感想も定常円旋回の反復練習に始まり、変則8の字や変則オーバルの反復をを行ったからこそ成功するイメージ(実際成功率は非常に低いですが)を頭に描く事が出来る様になってきました。
  
今までは漠然と上手に、とか速く、とかそう言うイメージにすらなってないイメージしかなかったものが、こうも明確に自身の中で変化が見られたのが自身でとても驚きました。
  
代表のお話の中で、本当の上手さは初見のコースでの完成度こそが真の上手さである、と言ったお話をしておられましたが、その為には様々な経験則による手札が必要であり、そうあるためにはもっと反復練習による磨き・制度の向上を行いたいと思いました。
  
そして、ある程度の乗り方が当日なりに固まってきたところで、まず、低速の旋回時にステアリングの重さがしんどかったので Fタイヤの内圧を少し上げ、いい感触を得られると側で見ていた代表からも、動きが良くなったと仰って頂き、自分の事で実感は有ったのですが「へー、そうなんだ!」と、何故か自分の事では無いようなとても不思議な感覚を覚えつつも、とても自信になりました。
   
続いては、どうにも左右の旋回時に違和感を覚えたので、前回の参加で物凄い衝撃を受けた「妖怪棒」を自身で都合してきたので、これを用いて、フォークの調整を試みると案の定少し捩れが生じており、これの是正を行って試乗を行ったところ、もう一つ良くなったのが、直ぐに分かりました。
この調整法をお教え頂き、本当にありがとうございます。
  

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その状態で、当日の最後にタイムアタックを迎え、そこそこの自信を持って臨んだものの、これまた代表のお話にありました、コースの記憶法(ライン取りを覚えると自然とコースが頭に入るという物)を実践できるほどの、目が出来ておらず丸暗記に近い形で臨み見事にアタック2本目のコースイン早々にミスコースをやらかす、と言う失態を晒してしまいました。
   
今回の練習会は、以前の自身に比べて確かに何かが積みあがって居る感触が有りました。
しかし、その程度の積み代では次のステップには足が掛からない事を分かっておらず、意識と現実のズレに焦れさせられた一日となりました。
   
しかし、こうして一つ一つ課題が明文化出来る様になってきたのは、間違いなく、前進している証拠だと思うので、焦らず、着実にやっていきたいと思いますので、また、ご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い致します。
  
それと前回参加時の車体との高速コーナーでの会話感と言うのは、今回の自反復練習でよくわかりましたが、自分が車体の声を聞き取れてないだけの様でした。

例えば切り返しや、高速コーナーでは荷重が大きくサスペンションは一気に入ろうとします。
 
そんな局面で市販車の元々へちょいサスを乗りっぱなし30年掛けて3万キロ弱を走った更にへちょいサスをどの様に、やんわり使ってあげるかと言う、出来の良い車体に乗せて更なる境地を望む様な楽しみ方は出来ないが、限界の低い(殊更、サスやタイヤのキャパシティーを低くしているのも自分ですが)車体をいかに技術を持ってして破綻させない様に付き合うか、これもまた楽しみ方の一つと思う事ができました。
   
とは言え、今回の練習会で整備上の問題点がボロボロと噴き出してきたので、ある程度のレベルの車両にしないといけない必要性は十分に感じられたので、少しずつにはなると思いますが、どうにか仕立て上げていきたいと思います。

 
感じたことが、あまりにも多すぎていつも以上に乱文っぷりに拍車がかかっておりますが、ご査収頂ければと思います。
  
今回も、ありがとうございました!

 
 
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