『問い合わせへの回答』・・ 届いた質問への回答の転載です
【質問】
はじめまして、「 GRAでは 競技のジムカーナをしている団体 」と聞いたことがあります。
競技ではなくて、うまく乗れるようになりたいのですが、どうでしょうか。
大阪府 H
【 回 答 】
H 様
私共 NPO法人 GRA の活動と開催イベントに関心を持ってくださり、誠にありがとうございます。
お問い合わせの件 “ ジムカーナ ” ですが、ご指摘の通り、設立当初は ジムカーナ文化の創造を通じて、より良いオートバイライフ環境作りを目指していました。
しかし、“ ジムカーナ ” を活動の軸にしている限り、その目標に達するのが難しいと判断して、今は ジムカーナではなく、オートバイに関する詳しい知識や技術を、誰にもわかりやすい言葉とイラスト、映像などを使い、ネットを通じて全国に届ける活動に変更しています。
その活動の一環として 少人数制のイベントも開催しています。
どうぞ、機会があれば参加をご検討ください。
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■ ジムカーナに見切りをつけた文章は、【GRA、過去、そして現在の目標】 にも掲載しておりますので、その文章の一部を以下の通り案内いたします。
「しかし、公道仕様のオートバイで競技を楽しむ人達には、オートバイを操る楽しさ、同じ趣味を持つ仲間との楽しみに没頭し、練習と改造を重ね、大会などで良い成績を残す事を追い求める人が増えただけの様にも見えるのです。
それでは、社会的な観点からは、峠道を我が物顔で走りまわっている峠ライダーが市街地の一角でやや合法的に遊んでいるのと変わりありません。
直接社会と接する機会の多い環境の中で、公道仕様の車両を改造して、上手になる事や速く走る事だけに熱中し、社会全般からのオートバイやライダーに対する認識や評価を良くする努力をしないライダーは、オートバイでいつまでも楽しむ環境を作る責任を放棄しているだけでなく、オートバイの社会的な評価を高める活動をしている団体やその環境創りに協力している一般ライダーの人々にとっては迷惑な存在でしかありません。
この20年の間に、以前とは較べられない程に多く開催されるようになったジムカーナですが、この20年間の GRA の「ジムカーナ」がそういうライダーを育てた存在であるならば、GRA では「ジムカーナ」をこれまで通りに開催する事を止める決断をしたのです。」
NPO法人 GRA 広報担当