小林様へ
M(仮称)( ニンジャ250R )です。
昨日も参加させて頂きありがとうございました。
【今回の課題】
・8の字。
右回りと左回りで上半身の動きが異なる感覚があったので
どこが違うのか試行錯誤していました。
【その結果 】
1.小林さんから指摘のあった、そもそもバイクの動きが左右で異なる状態で
正しい姿勢を探求するのには無理がある。
2.安定した正円の体勢ができていないと余計に分からなくなる。
ということになりました。
【練習メニュー】
安定した正円軌道走行の練習をする。
【練習結果】
1.目が回って、自分の姿勢まで気が回らなかった。
2.視点移動が安定しないと、安定した姿勢を保てない事を体感した。
以上、今回の課題と結果でした。
【感 想】
前回参加させて頂き、もっと練習したいと思い南港や北港などで適当な空き地が
無いかさがしましたが発見できず
今回の参加となりました。
のため、また振り出しに戻った感覚でしたが、何となく感覚は戻ってきた感じ
でした。
あと、今回はセッティングの時間が多くあり勉強になりました。
ただ、自分のバイクの変化に気付けないのは、まだまだバイクに慣れる必要性を
感じました。
とりあえず、エアゲージはamazonで購入しましたので、今後も必要工具は
揃えていきたいと思います。
次回も宜しくお願いします。
【 以下、担当講師より 】
こんにちは M さん
GRAの 小林 です。
昨日(11/3)は 大変にお世話になりましたし、色々と体験と勉強をさせて貰える機会を作って下さり、ありがとうございました。
また、Mさんも、整備に練習にと、お疲れさまでした。
前回以上に、オートバイとの会話量が増えて、お互いの理解も増して、とても羨ましく見えました。
そして、早速に 「 感想文 」リポート を 送って下さり、ありがとうございます。
内容は、多くの人の生きた参考になると思いますし、近日中に 公式Webサイトなどに掲載させて貰いますので、是非、お待ちください。
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昨日 簡単な試乗で指摘させてもらった事ですが、いつもながら、私の簡単過ぎるコメントだったと反省しています。 申し訳ありません。
コメントの内容に誤りは無いと、その時の車両の動きや感触を思い出しながら、確信はしていますが、こうして 時間を置いてみると、追加で別の提案ができたと感じているのです。
それは、フロントフォーク周りの “ コリほぐし ” です。
これは、どんな車両でも発生している事ですが、人間の身体と同様に、毎日毎日を 過ごしている内に、“ コリ ” が溜まった状態になります。
オートバイの場合も、車体各部に “ コリ ” は 溜まり続けていて、特に、人が直接 “ 手 ” で触れている フロント( ハンドル )周りの “ コリ ” や “ ゆがみ ” は、 神経感覚が敏感な “ 手 ”(脳の中で 手の感覚エリアが広い )ですから、とても 大きく影響を受けてしまいます。
そこで、 “ コリほぐし ” の 提案となっています。
コリほぐし と言っても、様々なレベルがありますが、現場 で 出来る事と言えば、フロントフォーク各部を 締め付けている ボルト を、一旦、少しだけ緩めた状態にして ( 人間で言えば、身体を充分に温めた様な状態 )、それから 車体を静かに 直立させて、ゆっくりとフロントフォークを伸縮させて ( 人間で言えば鉄棒にゆっくりとぶら下がり、腰を左右にゆっくりと同じ量だけ回転させる様な )その後で、直立させたまま、緩めていた ボルト を正規の締付けトルク で ゆっくりと 締め付ける事を提案します。
もちろん、一人で行なうのは 少し難しい事もありますし、トルクレンチ の 準備も必要ですが、関心をもって貰えるなら、いつでも 対処が可能な作業です。
現場レベルで、この “ コリほぐし ” を行なったとしても、その 効果 がどれ程体感できるかは、人間の場合と同様に、お約束はできませんが、“ コリほぐし ” や “ 整体 ” は オートバイ にとっては (人間も、ですが)とても 大切な事で、実際、整備の作業の 半分 は その為に行なっていると言って過言ではないと私は考えています。
どうぞ、次の機会、もし 関心や時間がおありであれば、また 要望として出してください。 お待ちしています。
クリニック 担当講師 小林 裕之
【 当日の 全ての記録は 】
http://gra-npo.org/document/record/2019/20191103.html