1月8日、18：30現在、NHKが発表した、新型コロナウイルス 都道府県別の新規感染者数・感染者マップです。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/
感染は人々の移動と交流によって広がります。年末年始は、それ以前とは異なり、必ず都市部から全国各地へ人が移動して、日頃会わない人と交流しますので、正月明けにはこれから新規感染者は更に増えていくのは間違いありません。
特別措置法による縛りのせいか、自治体が要請してからでないと出せない緊急事態宣言では、事前想定が充分でない政府機関との交渉期間も必要になるなど、全てに於いて大幅な後手対策にしか見えません。例え、関西・3府県で緊急事態宣言の発出が許されたとしても、Google の AI予想の通りに 1月中旬に新規感染者数のピークを迎えたとしても、1月末までの一か月弱の間に、過去一年間の死亡者数に相当する 3000名 の方がこの感染で亡くなる災害に至った責任は問われる必要があるでしょう。
本来ならば、PCR検査 または 抗原検査 を 希望する国民全員に対して、望む時にはいつでも対応できる様な態勢を準備するか、下水道の PCR検査を全国で導入して 感染拡大する前に即時に対応する準備を進める期間は充分にあった筈です。が、ほとんど変わらず 「国民の皆さん お願いします」だけの様にも見えてしまいます。
既に報道されている通り、第一波到来以降、今回の様な感染拡大を事前想定した対策を充分に練って準備していなかった為、医療体制だけでなく保健所体制も飽和状態に陥り、その事が原因になって新型コロナウイルス以外の疾病患者の方も亡くなる方が増える事も記憶されるべきです。
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