『 医療崩壊が、病院の外で起きています 』
6月から始まった“ 第5波 ” は、メディアが真っ先に注目する新規感染者数を見れば収束へと向かい始めています。しかし、その数値は “第3波” や “第4波” のピーク値の倍以上と高く、安心できる段階ではありません。
更に、感染が確認されて治療が必要であるにも関わらず、自宅や宿泊施設などで療養という名の自主隔離を多くの人が強いられている、大変い危険な現状だと認識する必要があります。
グラフの青色線が示す様に、新規感染者数は高い数値を示しているにも関わらず、赤色線が示す治療中の人が増えずに、逆に一気に減っている状況からも、既に医療現場は崩壊と称して良い状態と言える様に考えられます。
『 治療中患者数、死亡者数、致死率等 推移一覧 』
実際、一週間に亡くなる人の人数も増え続けていて、一週間前の 286名から直近の一週間は 396名まで一気に増え、重症の方の人数も増え続けており、かなり深刻な状況である事は間違いありません。
出典 : 厚生労働省
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