『 ピークを過ぎた様に見えるが、世界は二分化を始めている 』
新型コロナウイルスは、“デルタ株” の強い感染力によって世界的にな感染拡大を引き起こしたましたが、3週間前から新規感染者数は減少し始めています。特に、インド以外の世界全体での感染者数を見れば、過去最多の感染者数を記録し続けましたが、8月中旬をピークにして減少し始めています。そして、同時に、その減少速度は4月当時の世界的な感染時とは異なり、減少のスピードがとても緩やかである事がはっきり分かります。
その理由は二つあります。一つは、人口密度の高い国々でワクチン接種が進んだ事により死亡率を下げられた為、日常生活や経済に大きな負担のかかるロックダウンなどの厳しい行動規制を行なう国が減ったからです。
もう一つは、バルカン半島諸国や中南米諸国など、特定の地域全体で新規感染者数が拡大傾向を示し続けているからです。
今までは、パンデミックの常として、世界全体で同時進行的な感染傾向を示していましたが、今後はワクチン接種率によって世界は二分された感染傾向を示し、その傾向は “ブースター接種” によって更に加速するでしょう。
『 世界の国別・日別、新規感染者数 』
New infection case transition table by country and day
なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
#COVID19
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