この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。
さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。
『 都道府県別、感染被害一覧 』
現状は、日本国内、各都道府県共に感染状況が落ち着いた状態と言えます。
しかし、中央行政も地方行政も、批判を受けない事を基準に感染対策を行なっている様に見受けられ、その為に、対策が後手に回り、有効な効果を発揮し難く、且つ、行なった対策による効果を具体的に数値化して検証し発表する事に対しては消極的である事は見直さなければならないでしょう。本来であれば、諸外国での感染状況や行政対策を正確に発表して、現在の日本に必要な対策を発表すべき段階です。
新政権が発足して充分な時間が割けなかったかも知れませんが、現状を正確に把握した上での対策方針を国民に丁寧に説明して、協力を仰ぐ姿勢を示す事こそ、臨時国会を迎える迄に行なうべき国会対策の一つであったと国民の多くも思っていると思います。
なお、これは朗報ですが、大阪府ではこの一週間、亡くなった人は無く、5名の方が重症者用ベッドから抜け出されていて、ご本人はもちろんの事、ご家族の方々や医療担当された方々は胸をなで下ろしていらっしゃる事と思います。
大阪府と同様に、神奈川県でも 1名の方が亡くなったものの、7名の方が重症状態から抜け出された事を示しています。恐らく、医療技術や投薬の進歩もあったと思いますし、ワクチン完全接種者割合が高くなっていった事も要因にあったと思います。
その一方で、群馬県では感染が拡大して重症となった方が増え、東京都では亡くなる方の割合が高い週が続いています。
『 都道府県別、治療中患者数、重症者数、死亡者数 』
出典 : 厚生労働省
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