この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。
さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。
『 都道府県別、感染被害一覧 』
昨年と較べると、日本国内、各都道府県共に感染状況は落ち着いた状態と言って間違いありません。
ただし、沖縄県では状況が悪化して治療者数や重症者数ともに一気に増えており、米軍キャンプの影響の他に、ワクチン完全接種率が 60%台と他府県に較べて 10ポイント以上低い事も影響していると思われます。
また、石川県では先週に続いて単位人口あたりの死亡者が全国トップが続き、医療現場での困難さがはっきりと見えてきます。同様に、京都府では 単位人口あたりの重症者数が大変に高く、重症化を防ぎ切れない医療現場の苦悩が表われています。
『 都道府県別、治療中患者数、重症者数、死亡者数 』
出典 : 厚生労働省
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