『 増え続ける新規感染者数と治療者数 』
新型コロナウイルス禍は、減少傾向を示す沖縄県を除き、殆どの全ての都道府県で感染拡大を起こし、治療者数も過去に経験した数を遥かに凌ぐ人数を記録しています。
一般に、ワクチン接種や治療薬の効果もあって、オミクロン株は重症化や死亡に至る率が低いとされていますが、事前に想定していた以上の新規感染者数や治療者数により、自宅療養者数の増加などにより、充分な治療を受けられず亡くなる人が増える事が懸念されます。
『 注目すべき重症者数と死亡者数は 』
メディアや行政は「新規感染者数」や「病床稼働率」、「重傷者数」ですが、最も深刻な被害は人が亡くなる事です。従って、「重傷者数」やそれ以上に「死亡者数」の状況を最も注視すべきです。この「重症者数」や「死亡者数」をグラフで表すと以下のグラフの通りで、重傷者数は過去最多の方が亡くなり、翌週には 1000名を超える勢いで伸び続ける可能性があります。
“オミクロン株” の確認以降、欧米諸国でも死亡者数が増える傾向は確認されており、高いワクチン接種率の達成や治療薬の承認採用にも関わらず過去最多の死亡者数が発生する事に対して、メディアや行政は、各国の状況資料を交えて充分な注意喚起を行なっていく必要があります。
『 直近一週間で 925人の方が亡くなり、重症者数は 253人増えて 1,352名に 』
直近の一週間で重症となった人は 253人増えて 1,352名になり、亡くなった人は 一週間で 925人と過去最多の方が亡くなっています。人命を最優先とすべきですから、単に新規感染者数や重症者数に注目するのではなく、死亡する人の傾向と具体的な対応策を採るべきです。
出典 : 厚生労働省
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