『 新規感染者数と治療者数 』
まん延防止措置の効果と緊張感が残っていて、3月中旬まで順調に減少を続けていた新規感染者数は、解除されて新年度・新学期を迎え、3週間前から増加を続けています。
今後懸念される事は、より感染力が強いと言われるオミクロン株の変異種「BA.2」や「XE」の感染拡大によって、韓国やニュージーランド、上海の様な、急激な感染拡大が日本国内でも発生する事です。
感染者数の多さと較べて死亡者数が少ない状況から、欧州各国と同様に、日本でも感染防止の為に行政が具体的な行動規制を促す可能性は少ない為、例え感染拡大が起きても何らの行政措置は発出しないと思われます。その際、最も影響を受けやすい 疾病を抱えている人々や免疫力が少ない人々への配慮を、私達一人ひとりが行なう事が求められます。
『 重傷者数 と 死亡者数 』
新規感染者数の増加に対して、「死亡者数」は順調に減少を続けていますが、その減少幅が少なくなっている事が心配です。
現在、比較的低く抑えられている “致死率” ですが、今後、新規感染者数の急増に見舞われたなら、亡くなる方が増える事は間違いありません。行政任せの感染防止に頼る事なく、私達は一人ひとりの自覚で、自ら感染せず他者へ感染を広げない意識と行動が求められるでしょう。
出典 : 厚生労働省
#COVID19
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