COVID-19, New Infections and Number of Infections per 100 Million People by Country and Day worldwide, As of August 10, 2022
『 世界全体での新規感染者数 / Changes in the number of new Infections worldwide 』
世界の感染中心地は韓国や日本など東アジア諸国となり、主な欧州各国は感染抑制が更に進み、“ウィズ コロナ”へ向けて経済政策を進める欧州各国とは様相が大きく異なります。 パンデミック宣言当初は、欧州や米国などでの感染・死亡者数が一気に拡大して、厳しい規制やワクチン接種政策が一気に進められ、それに追随する形でアジアなど多くの国で同様の規制と対策が採られましたが、韓国や日本など、感染拡大の中心地となっている各国では、欧州各国と同様な規制解除政策を採るリスクの大きさが危惧される、新しい局面に入っています。
■ 韓国や日本などが感染拡大の中心、欧州各国は感染抑制が更に進む
■ East Asia is The center of the spread, Europe is further decreasing
主な欧州各国での【感染割合】(人口あたりの感染経験者の割合)が ほぼ 50%以上となり、国民の 半数以上が感染経験があります。一方、韓国は 約41%に達しているのも関わらず、日本や 約12% に過ぎず、“集団免疫” 効果も乏しく、この状況に合せた対策が求められています。 また、韓国や日本以外での感染状況は、台湾やシンガポールでは一時期の深刻な状況から抑制が進んでいますが、オーストラリアやニュージーランドでは、6ヶ月以上に亘り、深刻な感染状況が続いています。
更に、観光が経済に占める割合が高く、人口の少ない島嶼国である 東南アジアの ブルネイ、オセアニアの ミクロネシア諸国、そして 中米のバルバドスなどが感染拡大により深刻な【感染密度】を記録し続けており、大きな被害を受けながら注目もされない各国に注目する必要があります。
『 新規感染者数一覧 / New Infections by Country and Day 』
『 【感染密度】国別・日別一覧 / New Infections per 100 Million People by Country and Day 』
この【 感染密度 】(人口1億人あたりの新規感染者数)を確認すれば、新規感染者数の増減レベルが一目でわかり、他の国との感染状況の比較が容易になります。また、人口あたりの新規感染者の割合によって、治療や療養で社会参加できない人の割合を推測でき、社会機能の維持レベルや経済的損失などを考察するベースにもなります。
この【 感染密度 】を見れば、6月初めから感染拡大が始まったドイツやフランスなどでは感染縮小へ移り、イタリア半島諸国とバルカン半島諸国での感染が更に拡大の気配を見せている事がはっきりと確認できます。 そして、感染拡大の中心地となっている、日本や韓国、シンガポール、台湾などの東アジア諸国と、オーストラリアやニュージーランド、ミクロネシア連邦などオセアニア諸国では、世界的に深刻な状況が続いている事を示しています。
※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
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