『 新規感染者数と感染死亡者数 』
日本での新型コロナウイルス感染による被害状況は、欧米を始めとする世界各国で抑制されているのとは対照的に、昨年夏以降、世界最多の「新規感染者数」を記録しており、特に“第8波” では 3ヶ月以上に亘って世界最多です。更に、「感染死亡者数」は過去最多の被害数を記録し続けていて、人口が3倍近い米国の死亡者数に次いで、世界で2番目の死亡者数の多さです。
この様に、世界各国の状況とは異なり、人口比で最多の死亡者数を記録している日本の状況は深刻です。政府・行政は、ワクチン接種と治療薬が浸透したにも関わらず、この様な状況を起こしている原因の解明と公表と、国民が配慮すべき点の指摘を行なうべきです。
『 厚生労働省・保健所の公表資料 』
国内での新型コロナウイルスによる新規感染者数や死亡者数などのデータは、各都道府県の保健所を通じて集積され、厚生労働省から公式に発表されています。しかし、昨年10月以降、本来は 0であるべ “誤差” (確認中※2)が各都道府県で増え続け、1/28付けでは 1千万人以上にまでなり、発表されるデータの信頼性が低下し続けています。
昨年10月には、公表されるデータの形式も変わった事と、感染症分類が【2類】となっている事で医療機関の報告業務が煩雑になっている事が公表されて間もない事から、何等かの情報集積の取扱いが変化したと思われます。恐らく、【2類】として求められる煩雑な報告業務で医療機関と保健所の負担を減らす事と、将来的に【5類】への移行計画が定まってきた事が相まって、煩雑な正確なデータ収集を断念した結果だと推察されます。
10月に変わったデータ処理方法は、6ヶ月後の4月から【5類】への分類変更だったと思われますが、5月の切替えまで続くでしょう。そして、データ中の “誤差” も解消されず増え続けるでしょうが、行政機関が公式に発表するデータのあり方として、定期的に報告を続けていきます。
出典 : OCHA、厚生労働省
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