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NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

NPO法人の紹介 『 認定NPO法人 フードバンク関西 』

gra-npo.org

世の中には、利益の為ではなく、社会の為に尽力している方々や団体があります。
そんな活動を行なっているNPO法人を、機会がある度に紹介していきます。
みなさんにとって何等かの参考になる事を願っています。
  
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以下、認定NPO法人 フードバンク関西 の紹介です。
  
認定NPO法人 フードバンク関西は、2003年4月、兵庫県芦屋市に在住していた米国人 Bryan Lawrence 氏が、尼崎市に開店したコストコホールセールジャパン尼崎からの余剰食品の無償提供を受け、それを大阪市内のホームレス支援に活用した事をきっかけに誕生した法人です。

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当初は一人で始めた活動でしたが、やがて日本人のサポートスタッフも得て、ホームレス関連以外に、障害者者支援や母子緊急生活支援団体などへのサポートとして、食糧の無償提供を行なうなど活動の範囲を広げていきました。
が、2003年8月、設立発起人の 同氏が日本を離れる事になり、サポートメンバーが協議して、NPO法人としての認定を兵庫県(現所在地:神戸市)より受けて活動を行なっています。
  
現在は、数多くの食品関連企業から余剰食品の提供を受け、また同様に多くの賛助法人や賛助会員の支援を受け、生活弱者の方々を支援する各団体等に、それら食品などを無償で分配する事業を行なっています。
そして、多方面からの寄付金や助成金、そして会費の受けてきた実績から、現在は 認定NPO法人として活動されているいます。
  

特に注目すべきは、【 子ども食堂への支援を行なっている事です。
非正規就労や片親世帯の増加により、子どもたちに増えていると言われる “孤食” や “欠食” を改善するため、数多くの NPO法人などが子ども食堂活動を行なっていますが、同法人はそれらの活動法人にも無償で食糧等の支援を積極的に行なっています。
 
現在の日本は先進国の中でも「貧困率」(相対的貧困)が高く、少ない収入を補うための夫婦共稼ぎ世帯や片親世帯が増えている事と相まって、特に子ども達(18歳未満)の「貧困率」は 13.9%(2015年時点)と、子ども7人に一人は「貧困」状況に陥っていると報告されています。
質の高い食事は、子ども達の身体の成長だけでなく、心の成長にも欠かせないと考える民間の方々が、【 子ども食堂 】で食事や団らんの機会の提供するために、私財を投じ、NPO法人を設立して活動されている事例が全国各地で増えています。
そういう NPO法人への支援を行なっている 同法人の活動は、正に日本の将来を支える活動だと言えます。

 
  
【 認定NPO法人 フードバンク関西 】
   
法人WebサイトTopページ ・・ https://foodbankkansai.org/
法人概要 ・・ https://foodbankkansai.org/overview/
法人の歴史 ・・ https://foodbankkansai.org/history/
“子ども食堂” 活動との関わり ・・ https://foodbankkansai.org/kodomoshokudou/
提携企業・団体・・ https://foodbankkansai.org/partners/
食品寄付の窓口・・ https://foodbankkansai.org/donate-food/
   
内閣府 発「子供の貧困対策」(平成30年2月)
・・https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/forum/h29/pdf/saitama/aisatsu1.pdf

 
 


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