1月22日に開催する『 GRAミーティング 』に向けて、新しく「意見」と「議題提案」が届きました。
今回の方は、以前の方々とは別の視線、より社会的な広い視野に立っての意見になっているようです。
興味のある方は、下記の URL (GRAの企画ノート)からご覧ください。
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2017/01/14/191951
GRAの欠点に関して『GRAミーティング』 用に意見募集しています
GRAの 課題・欠点について、1月22日開催の『GRAミーティング』の議題に出す予定です。
ついては、その議題の解決や達成のために、みなさんからの 意見・提案 を募集しています。
詳しくは、下記の URL から募集内容をご覧ください。
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2017/01/09/201957
【 GRAミーティング開催案内 】
GRAミーティングへの、意見や提案が届いています
1月22日(日)開催 『 GRAミーティング 』に向けて、送付された「意見」や「提案」を 公開・発表します。
新しく開設した 「 GRAの企画ノート 」でご覧ください。
12月11日開催・『GRAの自由練習会』 感想文 アップしました!
お待たせ! しました。
昨年・2016年、12月11日に開催した『GRAの自由練習会』の 「 感想文 」を 公式Webサイトにアップしました。
今回のトピックは、1年以上かけた SR400 のフロントサスペンションの アライメント変更を始めとするセッティング変更が報われた事です。
フロントサスペンションのセッティングは、オートバイ各部のセッティング作業の中で最も難しい作業で、本来はバランスが取れている筈の市販状態であっても、様々な走行シチュエーションで、思い通りの操縦安定性(操安性)を実現するセット(セッティング)を出す作業は全く簡単ではありません。
それを SR400君は、ノーマルの操安性を嫌い、その不安特性を解析し、トレール量変化特性の改善を狙って、ステムブラケット(三ツ又)から フロントフォーク(上下)、油面高さ、プリロード量、フォークスプリング変更など様々な組み合わせを 1年以上繰り返してきました。
それらの解決口がようやく見えて確信した後、今回は フロントホイール径を 小径化してきたのですが、見事なものです、暫定のセットながらバランスの取れた走りを見せていたのです。
どうぞ、以下の URL からそんな彼の感想文をご覧ください。
【 12月11日・GRAの自由練習会 感想文 】
http://gra-npo.org/publicity/impress/2016/20161211_imp.html
★ 今回は、珍しく、妖怪大魔王 からの 感想文 が届いています !!
新年の挨拶
2017年、あけまして おめでとうございます。
今年は、昨年以上に様々な企画を進めていきます。
ぜひ、ご期待と共に、声援や意見、提案をお願いします。
トップ画像を更新しました !
NPO法人 GRA、公式Webサイトのトップページ画像を、以下の画像へ更新しました !
なお、この画像は 2003年4月20日開催、“草” ジムカーナグランプリ・伊勢GPで、当日 他の人を圧倒する一番活躍した人の1ショットです。
詳しくは、以下の ページでご覧ください。
【 “草” ジムカーナグランプリ 2003・伊勢GP 】
http://gra-npo.org/publicity/report/2003/G_20030420_top.html
「サークル理論」が導く、オートバイライディング
オートバイのライディングは、車の運転と較べてシンプルです。
何故なら、その運動特性が車よりずっと簡単な理論で解析できるからです。
「サークル理論」は オートバイの運動特性を的確に説明できる理論ですから、「サークル理論」を理解すればオートバイライディングがもっと楽しく、安全になるでしょう。
では、「サークル理論」について、2016年11月13日開催『 GRA講習 』の 「通信ボ」から抜粋して案内します。
* * * 以下、GRA公式Webサイト より抜粋 * * *
【 サークル理論と180度ターン 】
この原理は、「イベントリポート」で解説している通り、オートバイの走行ラインは常に円弧を描いており、その円弧の半径は速度とバンク角によってほぼ決まるという事です。
そして、バンクしたまま減速を行なっている場合には 円弧の半径が徐々に小さくなる曲線 = 「クロソイド的ライン」の走行ラインを描き、同様にバンクしたまま加速を行なう場合にも 円弧の半径が徐々に大きくなる曲線 = 「クロソイド的ライン」を描きます。
では、このサークル理論を180度ターンの場合で示すと下図の通りとなります。
上図の「基本サークル」とは、ターン中の減速によって最も低くなった速度を保った場合に、オートバイが自然に描く走行ラインです。
(運動法則により、一定の速度、一定のバンク角では一定の円を描きます)
別な言い方をすれば、想定する最低旋回速度が高い場合には「基本サークル」の半径を大きくする必要があり、逆に速度が低い場合には半径を小さく想定する事になります。
また、「クロソイド的ライン」とは、一定のバンク角(またはバンク角変化)と一定の減速度を保った時に描かれる走行ラインです。
別な言い方をすれば、一定のバンク角と減速を行なう限り、そのラインはターン進入開始した地点とその時の速度によって決まり、進入してからライン変更を試みる事は運動法則に抵抗する危険な行為とも言えます。
【 サークル理論の応用】
上図は 180度ターンの場合での 「サークル理論」の応用ですが、実際の公道走行でも場面に応じて様々な大きさの「基本サークル」を想定して、それに合わせた「クロソイド的ライン」にオートバイを載せることによって、安定性や安全性の高いライディングに近づける事ができます。
ここでは、今回の GRA講習 で制作した「タイムトライアルコース図」を使って説明します。
スタート直後、2本のパイロンで作られたセクション だけを抜き出すと右図のようになり、この時、スタート位置から最初のパイロン(〇印)までの距離は 約 18mほどですから、最初のパイロンでの 左旋回(基本サークル)は中程度の大きさで、次のパイロン左旋回も同程度、そして次の左旋回は 曲がり角も少ないので基本サークルも大きめに想定できます。
スタート直後のセクションを、ターン別に、「基本サークル」とクロソイド的ラインを書き入れると下の図のようになります。
ターンに合わせて、「基本サークル」を 3個配置するのが一般的で、その大きさは 想定する最低速度に合わせて、位置はターンをする角度に合わせて設定します。
普段は、オートバイの特性を深く理解しないまま、右へのターン、左へのターンを行なう事も多いと思いますが、この「基本サークル」というオートバイの自然な運動法則に沿った考え方をすれば、もっとストレスの少ない、安定した安全なライディングになるでしょう。
さて、初めて走る道路やコースで、上図のように「基本サークル」と「クロドイド的ライン」が見えるようになれば十分に上級レベルですが、下図の通り、更に別の案も提示しますので、興味のある方は、是非、その目的や狙い、走行ラインなどを想像してみてはどうでしょうか。
では、また次の機会に。