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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 (6月18日現在)

     
新型コロナウイルスによって受ける影響は、都道府県によって人口や感染密度が異なる為、単純に感染した人の人数を比較してみても実感とは異なります。そこで、都道府県別に、新型コロナウイルス禍に 新たに感染した人の人数 と 前週と比較した増加率、そして 都道府県の人口あたりの増加した感染者数割合などを一覧表にまとめています。特に 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しています。

都道府県別の感染被害を人口対比や週間対比で示した一覧表を見れば、政府が進めている 緊急事態宣言やまん延防止対象の都道府県であるか否かだけでなく、各都道府県別に様々な被害状況がある事や、医療機関などが直面している状況、そして 都道府県によって亡くなる方の割合などが大きく異なる事が見えてきて、単に メディアが報道する新規感染者数だけでは正確に把握出来ない事が分かります。
  

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『 感染密度 』

【 感染密度 】とは、人口あたりの新規感染者数を示しています。各都道府県によって人口は大きく異なりますので、単に新規感染者だけを比較して被害レベルとしてメディアが扱う事は誤解を与えます。人口あたりの新規感染者数を較べる事で、ようやく、その地で住む人々の危険レベルが比較できる上に、それに対応した対策を施す事が可能になります。

この【 感染密度 】を比較すれば、沖縄県が突出して高い値を示して、最も被害を懸念すべき都道府県だという事がはっきりします。次に懸念すべき都道府県は 東京都と神奈川県で、それに続くのは、意外にも山形県である事もはっきりと示しています。

 
  
『 北海道と沖縄県

更に亡くなった人の人数や人口あたりの死亡者割合などを見れば、充分な診療さえ受けられずに多くの方々が亡くなった 大阪府兵庫県の状況は落ち着き、今は北海道で亡くなる人々の割合が高い事が見えます。 多くの新規感染者が報告され、高い【感染密度】を続けた北海道では、新規感染者数のピークを超えた後が 亡くなる人のピークを超えつつある状況であり、ご本人やご家族の気持ちに寄り添うならば、今が最も大切な時期だと言えます。
   
一方、北海道から 2週間後に 新規感染者数や【感染密度】のピークを迎えているのが沖縄県で、特に沖縄県は 「百万人あたりの(感染)死亡者数」が全国の中でも高く、医療従事者の方々や医療対応機関の方々が最も奮闘されて負担が高まっている事と、亡くなられてしまう方々が今後増える事が懸念されている事を忘れてはいけません。ただ、地域の特性の違いなのか、感染した人が亡くなった割合・【 致死率 】では、沖縄県は全国でも最も少ないレベルに留まっている事が多少の救いです。

  
 

出典 : 厚生労働省
#COVID19


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