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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年4月27日現在)

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of April 27, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

世界全体での感染死亡者数は、2022年1月、“オミクロン株” の影響による一気の増加以降、順調に減少を続けています。直近の一週間で若干の増加はありましたが、主にインドと英国での増加によるもので、世界全体では各国共に減少方向へと順調に進んでいます。


しかし、感染症による被害は「新規感染者数」で判断すべきではなく、「死亡者数」などで判断すべきです。特に、人口あたりの死亡者数・【死亡密度】は、直接、国民の死亡に対する恐怖や国家の産業や経済に影響を与える要素になる為、今後は【死亡密度】で各国の被害状況や感染対策の成否を判断するべきでしょう。
   
そして、この【死亡密度】で各国の状況を見れば、各国の主要メディアが報道している内容とは異なる状況がはっきりしてきます。先ず、【死亡密度】が高い国、つまり国民の死亡を充分に防げていない深刻な状況の国は、 欧州のギリシャとマルタ、東アジアの韓国、オセアニアニュージーランドが長期間に亘って最も深刻な状況が続いています。それら各国に続くのが、バルト三国や英国などの北欧です。
  
心配される事は、報道を見る限り、各国共に【死亡密度】が高い事に強い問題意識を持っていないか、具体的な対応策の発表がされていない事です。例えば、隣国・韓国では、新規感染者数が 一日あたり 60万人超え(人口一億人あたり 約120万人/日)という、世界史上最も深刻な状況から脱したとして各種行動規制の解除を発表していますが、現在も高い【死亡密度】を記録している程で、政権移行時期特有の問題が国民に負担を掛けているとも言える状況です。
  
規制緩和の動きは韓国に限らず主要各国で始まっていますが、【死亡密度】を下げる対策も強く進めていくべきですし、各国メディアは感染後の医療体制などのレベル差が表われやすい【死亡密度】に更に注目すべきです。

 

『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』




『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

 



なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/
#COVID19
#オミクロン株
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