GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( http://gra-npo.org ) ,オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

ブレーキを使うのが基本では? ( Q&A より )

【 質問 】

 (前略)

8月11日のイベントの動画を見ましたが、中で 「ブレーキを使わない走り方は運転操作が見直せる」とか「 ノーブレーキ走行が基本 」とかありますが、ブレーキを使うのも基本ではないでしょうか.。

なぜ、セッティングや練習で ブレーキを使わないのを勧めるのですか。

 
【 回答 】

8月11日に開催した 『 ライディング・セッティング  クリニック 』の 動画リポートをご覧下さり、ありがとうございます。

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  [ GRA公式Webサイト  動画掲載ページ ] 
   http://gra-npo.org/document/record/2019/20190811.html#1

ご指摘の通り、私共・GRA では、様々な場面で ブレーキを使わない走法を勧めています。その理由は、オートバイの “ ” の状態を正しく確認するためです。

よく指導される 乗り方(ライディング 方法)は、「 リア ブレーキ を使って、安定させて走りましょう 」と言われる様に、特に リアブレーキを積極的に使う事が推奨され、それが 安定して、安全で、スマートな走り方だとされています。

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しかし、リアブレーキを使うと車体が安定して、怖さも抑えられますが、安定を求めてリアブレーキを常に使ってばかりだと、オートバイの “ 素 ”  つまり本当の状態や能力を隠してしまうのです。
それを例えて言えば、子供用自転車に「 補助輪 」をつけた状態とよく似ています。
   
補助輪をつけない方が、自転車本来の状態や動きを味わえるのと同様に、リアブレーキを使わないで走ると、オートバイ本来の状態や動きを確認できるのです。
そうやって、本来の状態を確認できるからこそ、適切な整備・セッティング が可能になり、本来の動きが確認できるからこぞ、より高度な運転操作が身につくのです。

だから、GRAでは、整備・セッティングを行なう場合や、ライディングの基本を練習する場合には、ブレーキを使わないで走れる簡単なコースを推奨しています。
  
  
  
 

9/8 『 ライディング・セッティング クリニック 』 「 感想文 」 です

  
9月8日開催『 ライディング・セッティング  クリニック 』を受診した人から 「 感想文 」が届きました。
  
タイトル・題は、「 まさか!? と思う改善の連続に! 」となっている様に、充実したクリニックになったようです。

   *  *  *  *  < 以下、一部転載文章です > *  *  *  *


『 リアの車高調整 』

徐々にダンパー全長を短く、リアサスに溜めをもたせることで、安心してアクセルを開けられるようになりました。
長調整ナットの最後の調整は、手応えだけほんのわずかに動いたかどうか?の締め込み でした。 それでも確実に安心感が増し、周りから見るとスムーズに曲がっていたようです。
ダンパー全長が走行フィールに及ぼす影響は非常に大きいものと理解しました。
      
・・( 中略 )・・
 

『 最後に 』

当日は午後からの参加で、3時間程度で撤収時間となりましたが、サスセッティングの 考え方を見事に覆された密度の高い時間でした。
これまでメーカー基準値の前後が適正と思い込んでいましたが、体格・乗り方・車体の カスタムにより、メーカ=情報がそのまま当てはまらない事も理解できました。

最後に、帰路の高速道路でも継ぎ目を越える際、タイヤで衝撃を吸収していたこれまでの 感触ではなく、前後サスが収縮して衝撃を吸収していることが明らかに体感できました。
衝撃に耐えるのではなく、「いなす」感覚がとても心地よかったです。

次回はフロントサスのセッティングにトライしていきたいと思います。?

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「 感想文 」全文は、公式Webサイト ページに掲載しています。
http://gra-npo.org/publicity/impress/2019/20190908_imp.html
 
 
 
 

誤ったネット情報から、オートバイを守りたい !

  
タイヤ・クリニック記事の作成にあたり、ネット情報の不正確さを改めて認識したので、それについての決意を報告をします。

 
 
『 タイヤ表面を観れば、ライディングの診断が出来る 』

先日(9/8)開催したイベント 『 ライディング・セッティング  クリニック 』で、タイヤ・クリニックを “ 自己検診 ” したので、その際の 路面状況、走行パターン、使用車両、などの情報と共に、走行後のタイヤ 表面画像を掲載して、タイヤ表面に働いている力(摩擦力)の方向や大きさなどの “ 解析記事 ” の掲載を進めています。
その理由は、タイヤ表面を観ると、ライディングの診断が出来るからです。

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そして、その観察の仕方を解説する記事作成の為に、以前からの知識や情報を補う目的で、インターネットで関連情報の確認したところ、あまりにも不正確な情報や理解不足のままの記事作成が多い事に気付かされたのです。
多くの記事は、書いた本人が理解しているつもりだけや、明らかに理解不足&説明不足で、酷いのは 出典元を記載せずに、他者が書いた文章・テキストをそのまま流用したり、開設画像のコピー転用が多過ぎる事を目の当たりにしました。
  
そんな記事でも、掲載者の善意だと思うけど、そういう情報と理解を基に 「 ここはこうした方が良い 」と、整備や運転操作に言及しているから問題なのです。
誤った知識や理解を通じては、オートバイ本来の理解には繋がらず、却って不安定な挙動を招いて事故に繋がる可能性が高くなるのです。

 


『 タイヤ解析に不可欠な、正確な解析知識 』
 
タイヤ接地面に働く力には、様々な力があり、「 コーナリングフォース 」とか「 路面抵抗 」、「 セルフアライニング トルク 」とか「 キャンバースラスト 」とか定義つけられているが、四輪に乗っていた昔から、どうにも説明の内容が釈然としない。
不完全な物理法則の理解のまま、タイヤ技術者が解析に利用してきた概念がそのまま独り歩きしている様な不愉快さなのです。

そして、二輪用のタイヤ解説記事の多くは、その 四輪用タイヤ解説記事を基に書かれていて、二輪特有の挙動の説明が正確に表現されていない事を無視したまま、説明不足を専門用語で覆い隠し、物理法則的に矛盾した解説図で誤魔化した記事ばかり。
その事は、国内の タイヤメーカーの解説記事・解説図 は、さすがに他者記事からの転用は無いのですが、執筆者は技術者でなく広報担当者の為か、不十分な理解のままで専門用語や解説図を使っているので、結局は誤った情報が含まれている状態です。

こんな風に、インターネットで溢れている情報や知識を見るにつけ、ライダーを取り囲むオートバイ知識環境の貧層さが目に付き、情けなく哀しく感じています。

 

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 『 これからの事 』

以上、インターネットを通じて氾濫している情報や知識の内容を把握した上で、より多くの人に、正しい理解が、興味深く・おもしろく、伝えられる解説記事を作成します。

専門用語を使用は控え、より簡単な言葉と簡単な物理法則を組み合わせた説明文、そして 独自に作成する 分かりやすい解説図 を使って、読めば直ぐに 自分のオートバイのタイヤを観に行きたくなる内容を目指します。
また、今回のタイヤ表面の解析記事の他、整備・セッティング、ライディング に関する記事についても、同じ様に 簡単な言葉と簡単な物理法則で、オートバイ独特の構造や動き方(運動法則)、そして 乗り方(ライディング)の説明をして、より多くの人がオートバイを理解して親密になって、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを過ごす為の参考になりたいと考えています。

どうぞ、関心や興味のある人は、是非、今後の記事も期待してください。
    
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『 最後に 』

みなさんが、日頃から 疑問に思っている事や どうしても分からない事、理解できない事があれば、一度、私共・GRA 宛にご連絡下さい。
オートバイに関する事であれば、どんな事でも構いません、可能な限り分かりやすく説明を返しますし、Webサイト の 解説ページ作成の参考にします。
  
それが、多くのライダーの為に、より良いオートバイ環境作りへの協力となります。
是非、お待ちしています。

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Adress  :  information@gra-npo.org




9月8日開催『 ライディング・セッティング クリニック 』リポート


真夏日、晴天の 9月8日に開催した『 ライディング・セッティング  クリニック 』は、GRA の活動目標 2~3か月分以上の恵みを与えてくれたイベントになりました。

 

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『 多くの恵み 』

イベントの開催が目標でなく、来場した人の満足度だけが目標でもなく、ライダーとオートバイ業界全体の 常識を変え、ライダーが自ら より良いオートバイライフ環境を創る事を目標にしている GRA にとって、9月8日 『 ライディング・セッティング  クリニック 』では その歩みを後押しする “恵み”を得る事が出来たのです。

それは、“ リア の車高調整 ” と “ 最適なダンパー調整 ” という、大切な オートバイの 基本的整備・セッティング を 来場者に適切に伝えられた事は “恵み” でした。
そして、その方法と効果的な結果を伝えられる 動画 を、通常の HD ビデオカメラ 以外に アクションカメラ を併用して、撮る事が出来たので、後は 編集次第ですが、基本的整備・セッティング の “ 常識 ” を伝えられるという “恵み”になったのです。 

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『 基本的整備・セッティング 』

殆どのオートバイには、リア サスペンション の プリロード調整機構 や ダンパー調整機構 が備わっていて、個々のライダーに合わせて適切な状態に調整する事が可能です。

しかし、それらの 適切な調整方法の解説は乏しく、誤った認識で伝えられている事が多い事は、ライダーとオートバイ業界全体にとって良い事ではありません。
ライダーに合わせていない状態のオートバイは、不安定な挙動を生みやすく、時には転倒などの事故に繋がりやすく、それら全てをライダーの運転操作の責任とするのは誤りです。

“ リア の車高調整 ” を 行なった 映像などの資料は、例え 車高調整機構の無い車両でも、“ プリロード調整 ” の大切さを伝える 資料になります。
また、“ 最適なダンパー調整 ” を行なった資料は、ダンパー調整機構の備わった車両はもちろんの事、備わっていな場合でも、ダンパーの重要性と定期的な整備の必要性を伝えられるでしょう。

オートバイをライダー自身に合わせる、基本的整備・セッティング を、分かりやすく 且つ 基本的な事から専門的知識まで伝える事は GRA の目標の一つです。
今回のクリニックでは、それらを 全国の人々に伝えるツールになり得る 映像 を残せたと考えいますし、これからも 同様に撮影して伝える技術を向上させていく自信は残せたので、Webサイト等を通じた 動画などの発信内容にも関心を寄せてください。

 

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『 最後に 』

今回のクリニックを訪れてくれた人は、当クリニック訪問 2回目の人でした。
最初は競技志向で手にいれた車両、外観やメカニズムを含めて、大きくモディファイされていました。

でも、適確な基本整備・セッティングが不足した車両だった為、そのライディングも不安が残る様子でした。
しかし、素直で熱心な彼は、“ リア の車高調整 ” の 自らの 手で進め、実際に ライディングで比較する事で、その重要性を 身体で学び取りました。
同様に、“ ダンパー調整 ” という 誤った都市伝説が流布している現状の中、当クリニック で、一度 思い込みをリセットして、実際に ダンパー調整用の 簡単なセクション走行だけで、ダンパーの「 伸び側調整」と「 縮み側調整 」を行ない、最適調整(基準調整)ポジションは一つしかない事を 体験 して大きな自信になった様子です。

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実際、それらを 自らの手で、丁寧に調整を繰り返した後、ライダーの技術は変わっていないのに、オートバイを安心して走らせられる喜びを体験して、ライディング技術を磨くのはその後だと気付いた様子です。
そう! オートバイは 基本的な整備・セッティング を 適切に緻密に行なった後でこそ、オートバイと安心して会話をしながら走る楽しみがやって来るのです。

私達の発信情報を通じて、日本全国、一人でも多くのライダーにその楽しさと安全を味わい、やがて ライディング技術を磨き、オートバイライフ環境全体を視野に入れて行動する人が増える事を願っています。  

 
 

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【 GRA 公式Webサイト 】  http://gra-npo.org

 
 

コース図一覧 ページ、見やすく改修しました !

     
「 コース図 一覧 」ページ、 1991年以降、作成したコース図を案内しているページ を見やすくするため、フォント(文字)の大きさ、レイアウト を修正しました。
  
どうぞ、ご覧ください。
  

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【 コース図 一覧ページ 】
 http://gra-npo.org/document/course_table.html
 
 
 
 

空気圧の調整ぐらいしかできませんが ・・・

  
【 質問 】

みなさんの記事を読んでいて、分からない事がたくさんあります。
私はタイヤの空気圧の調整ぐらいしかできませんが、ライディング・セッティング  クリニック にお邪魔しても良いでしょうか。

 
【 回答 】

 日頃から、私共の Webサイトを閲覧して下さり、誠にありがとうございます。
そして、今回は 『 ライディング・セッティング  クリニック 』への関心を持って下さり、とても嬉しく思っていますし、ぜひ、来場をお待ちしております。
   
『 ライディング・セッティング  クリニック 』は、免許取り立てのライダーの方から 免許歴 30年以上のベテランライダーの方まで、どんな方でも必ず 、オートバイとの付き合い方に “ 役に立つ事、ためになる事 ” を持って帰ってもらえる 診断項目とメニューを取り揃えています。
特に、経験の少ない方は、純粋に関心の高い方が多く、歓迎しておりますので、 安心してください。
   
「 タイヤの空気圧の調整 」の話題が出ていましたが、タイヤは オートバイの部品の中で一番重要な部品で、その空気圧の調整ひとつで オートバイの動き方や感じ方、安心感が全く変わってしまいます。
ですから、整備・セッティング を行なう時には、最初に タイヤのエア圧調整 を行なう事が必須になっている程です。
  
下記に、タイヤのエア圧調整 を 一番のメニューにして行なったイベント・『 GRA のセッティング講習 』に 参加した人の 「感想文」「イベントリポート」 を紹介しますので、ぜひ、参考にして下さい。
では、こらからも  オートバイ との良い会話を続けていきましょう。

                                                                                     クリニック 担当講師   小林 裕之      

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


【 GRA の セッティング講習・参加感想文 】 ( 2017年10月 9日開催 )

感想文 1・「 空気圧、指定値がベストと思い込んで・・ 」
http://gra-npo.org/publicity/impress/2017/20171009_imp.html#1


感想文 2・「 技術がないものほど、空気圧ごだわる必要が 」
http://gra-npo.org/publicity/impress/2017/20171009_imp.html#2

 


【 GRA の セッティング講習・開催リポート 】( 2017年 10月 9日開催 )
http://gra-npo.org/publicity/report/2017/20171009_rep.html

 
 
 
 

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『 ライディング・セッティング  クリニック 』
http://gra-npo.org/schedule/clinic/clinic_top.htm

8/11 『 ライディング セッティング クリニック 』 動画リポート です

  
『 ライディング・セッティング  クリニック 』
は、オートバイについて感じている不安や悩み、疑問に対して、オートバイの整備・セッティングから乗り方まで、来場した人を個別に相談と診断でサポートするイベントです。

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( 動画リポートを、GRA 公式Webサイト に掲載しました )

今回は、「 ボルトの締付けトルク が 操縦性にどう影響するか 」という疑問(テーマ)の人と、「 最適な リア車高の求め方を知りたい 」という人の要望に応えた クリニックでした。( 開催日 : 2019年 8月11日 )

また、来場した人が書いた 「 感想文 」も あわせてご覧ください。

8/11『 ライディング・セッティング  クリニック  』感想文
  「整備と調整の重要性を再認識できました!」 
  「リア車高調整と四角4本パイロン、体験記」
http://gra-npo.org/publicity/impress/2019/20190811_imp.html