GRA 公式ブログ

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新型コロナウイルス、都道府県別、直近一週間で増加した感染者数と治療者数(9月24日現在)

都道府県別・増加した感染者数と治療者数との比較』

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都道府県別・増加した重症者数と死亡者数の比較』

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『人口あたりの増加した感染者数、治療者数、重症者数、死亡者数』

このグラフから、ここ一週間で特徴のある感染被害の状況を示してパターンを三つ発見出来ます。それば「大阪型」と「沖縄型」、そして「東京型」です。

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「大阪型」は、新規感染者数は多く、亡くなる人も少なくありませんが、重症者の人数を大きく減らす事に成功しています。恐らく、自宅療養者など医療機関に入院していない感染者の重症化を防ぐ為に、連絡や状況把握の対策が功を奏していると思われます。
また、「沖縄型」は、新規感染者数の割合は日本で最多を記録し続けていますし、それに応じる様に亡くなる人の割合も少なくありませんが、重症化を防ぐ対策が圧倒的に効果を発揮している様子が表われていて、今後が期待出来ます。
    
一方、心配なのが「東京型」です。新規感染者の割合は高くないのに、亡くなる人の割合が日本で最多を示しているのです。この傾向は千葉県などを含めて最近連続して示している状況で、数多くの自宅療養者の健康状態を充分に把握できず、重症者用ベッドの使用率もさほど下げられず、容体が急変しても速やかに対応できずに不幸な状況が起きていると見えます。
     
5月当時、大阪府兵庫県などで発生した、高齢者施設での集団感染と、施設内療養によって多くの人が亡くなった事態があり、その状況を大阪府などは検証して対応を進めて、第5波では同様な状況は抑えられています。
それと同様に、東京都を始めとする関東の一都三県は、この「東京型」が起きている状況を正しく検証して、今後必ず起きる第6波の対策に活かす必要があるでしょう。


出典 : 厚生労働省
#COVID19


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全日本 新型コロナウイルス 治療中および重症患者数など、一週間毎の増加数動向 (9月24日現在)

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。
さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。

  
都道府県別、感染被害一覧 』

【 感染密度 】を確認する限り、沖縄県を除く大半の都道府県では危険な状況を脱しつつあるのは間違いありません。しかし、都道府県別に、重症者数が減少した人数と死亡した人の人数とを比較すると奇妙な現象が確認できます。それは、一週間あたりの重症者の減少数以上に死亡者の人数が多い都道府県がある事です。

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中等症以上と判断された人が医療機関で直接治療を受けているならば、最初に重症と診断され、その後に回復するか、或いは亡くなる例が考えられますので、本来であれば 重症者の減少数以上に死亡者数が記録される例は少ないと思われます。大阪府の例がそれに相当します。
一方、東京都では重症者数が少なくなる以上に多くの人数の方が亡くなっている事が示されています。そして、この現象は 少なくとも 2週間以上前から連続して示されているため、自宅療養者など直接日常的に医療を受けていない方の被害が懸念されます。仮に、その状態が解消されないとすれば、今後もこの現象が続くと思われます。




都道府県別、治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

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出典 : 厚生労働省

#COVID19
#デルタ株


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全日本 新型コロナウイルス 治療中および重症患者数など、一週間毎の増加数動向 (9月24日現在)

『 ピークを過ぎたが、まだ春の “第3波” 以上 』

世界的に同時期に襲ってきた感染の波( 日本は第5波 )は、8月末をピークに新規感染者数が減少しています。ピーク時の事を考えると、普通の人ならば充分に感染は抑制できたと感じるのは当然です。が、春に緊急事態宣言が解除された 2月7日時点よりも新規感染者数は多い事を忘れてはいけません。

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恐らく、今回はワクチン接種効果を見込んで、大半の都道府県で緊急事態宣言は解除されるでしょうが、以前として、ワクチン未接種者にとっては感染の可能性が高い事は間違いありません。
全人口の内、ワクチン 2回接種完了者の割合は 55.8% (9/23時点)ですが、全人口の 1/3を占める高齢者の 90%近い人が 2回接種している事を考えると、55.8% の内の 30%は高齢者ですから、子供を含む65歳以下の人の 2/3 の人々は 2回接種が完了していない事になります。

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つまり、新型コロナウイルスによる犠牲者を減らし、同時に日常生活への制限を緩和して、経済活動を活発にする為には、65歳以下の人々の多くは 2回の完全接種が完了していない為、免疫が無いが充分な免疫を獲得できていない為、現在のデルタ株とそれ以降の変異株に備えて、ワクチン接種への啓発活動が欠かせません。

 


『 治療中患者数、死亡者数、致死率等 推移一覧 』

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出典 : 厚生労働省

#COVID19
#デルタ株


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The Ocean Cleanup の近況報告

   
オランダのNPO法人・The Ocean Cleanup が進めている 海洋ゴミの除去実証実験の様子です。 太平洋のゴミベルトと呼ばれる海域で、彼らが独自に開発を進めてきた ネット回収システムなどが、徐々に実用化へと向かっている事が映像から実感できます。
   
この技術が確立すれば、世界の海の浮遊ゴミ・プラスチックごみへの対策が、各国や様々な機関の力で徐々に進む事が期待できます。

なお、同団体を立ち上げたのは、オランダ出身の 20代の青年で、彼の海を綺麗にしたいという想いに共感する、世界各国の若者が一緒に参加して、各国の企業の支援を受けて活動を続けています。 今後の活動にも期待したい。
  



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新型コロナウイルス、国別・人口あたり新規感染者数(9月22日現在) / COVID-19 cases per population by country, as of September 22

      
世界各国の感染状況は、人口あたりの新規感染者数【感染密度】で比較しなければ、その被害の深刻さの判断は出来ません。この一覧表は、各国の【感染密度】(人口1億人あたり日別・新規感染者数)で、深刻度が高くなっている程に欄を濃い色で塗り分けています。


『 世界の国別・日別、感染密度推移一覧表 』
New infection case per popuration by country and day

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【感染密度】の一覧からは、日毎の感染状況の変化を確認する事は出来ますが、過去には見られなかった異変も起きています。 その代表格がイスラエルです。 世界で最も積極的にワクチン接種を進めて、一時は新規感染者数の抑制に成功していたのですが、現在は、追加接種(ブースター接種)を積極的に行なっているにも関わらず、過去最多レベルの【感染密度】を記録し続けています。
イスラエルと同様な現象は 英国や米国などでも確認できますが、これはワクチン接種によって重症化率や死亡率を効果的に減少させる事が確認できた為に厳しい行動規制を解除した為だと思われます。
    
その一方で、モンゴルやキューバを始めとするカリブ海諸国、バルカン半島諸国でも、イスラエルと同様に過去最多レベルの【感染密度】を記録し続けていますが、恐らくそれらの国々ではワクチン接種が進められていない事による感染拡大が起きている結果だと推察されます。
   
世界的なウイルス抑制(撲滅)を願い、深刻な感染状況の国々に国際的な支援を行なうならば、感染者あたりの重症化率や人口あたりの死亡者率などの指標が一般的になる必要があるでしょう。


なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/
#COVID19

 


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世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 新規感染者数一覧(9月22日現在)/ COVID-19 new cases by country and day, As of September 22

『 ピークは過ぎたが、実態は重症化率・死亡率を見る必要あり 』

4週間前にピークを過ぎ、世界全体での新型コロナウイルスの新規感染者数は減少へと移っていますが、以前以上に各国での状況が様々で、各国それぞれの感染被害状況は一様でなくなっています。
  

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その状況を作り出した最も大きな要因はワクチン接種です。経済力や政治的影響力の強い国々が率先してワクチン接種を積極的に進め、重症化率や死亡率の低下の実証結果を基に、ロックダウンの様に人々の生活行動を規制して経済的に損害の大きな政策を止め、ワクチン接種証明書など一定の条件下で行動規制の撤廃を進めているからです。
その為、その行動規制を解除した英国や米国の様な国々では新規感染者数はさほど減少していないのです。
一方、経済力や人口が少なくて国際的な発言力の小さな国々ではワクチン接種が進まず、キューバを始めとするカリブ海諸国では過去最悪の感染状況に陥っています。 そういう状況のため、今年4月から5月にかけて起きた世界的感染拡大時と較べて、新規感染者数の減少カーブが緩やかに留まっている事にも表れています。

以上の理由で、単に新規感染者数で各国の被害状況を把握する事は難しく、今後おは感染者の重症化率や死亡率で各国を比較して深刻度を判断する必要があります。それを行なう事で、国際的支援の必要度の判断が正確に出来るでしょう。

 

『 世界の国別・日別、新規感染者数 』

New infection case transition table by country and day

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なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/
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フッターメニュー更新の案内

  
公式Webサイトページの 「フッター メニュー」の更新を開始しました。そのデザインは下図の通りです。

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なお、総ページ数が 約3000ページに上り、フッターを含めて一ページ毎に作成している事もあり、全てを更新するには日数は掛かりますし、ページによってはきちんと表示されない可能性もあります。
どうぞ、そういうページがありましたら、お手数ですが、ぜひご指摘ください。



【 こだわり と 狙い 】

一般的な Webサイトページでは、メニューはページ上部に「メニューバー」として配置したり、右側か左側の 「サイドバー」に配置したりするのが一般的です。
そして、最下段のフッターには 会社情報や情報保護規定、連絡先、FAQ などへのリンクが配置されているのですが、多くの Webサイトページは 営利目的である為、小さな文字とリンク配置だけでシンプル(小綺麗にして目立たないように)まとめているのが一般的です。

しかし、会社の住所や経営方針の確認し難いサイトも多く、連絡先はおろか FAQ でさえ出来るかぎり目立たない様にデザインされ、スマートフォンではタッチ表示させるのが困難な不親切なデザインも少なくありません。
でも、NPO法人として活動を目指している GRA ではそういうデザインは避けるべきだと考えており、最下段のフッターにメニューを大きく配置しています。そうして、検索などでページ記事を閲覧した方が GRAの他のページ記事の閲覧へと関心が向きやすくなる事も狙っています。

これからも、指摘や意見を参考にして改良を進めていきますので、今後共によろしく願います。


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