GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

“セミナー” と “クリニック” の名称を変更しました


先週、お知らせしていた通り、開催しているイベントのセミナー” “クリニック” の名称変更を行ないました。新しい名称は『 GRAの オートバイ なんでも “セミナー” 』と『 GRAの オートバイ なんでも “クリニック” 』に決まりました。

https://gra-npo.org/schedule/M%20&%20S_seminar/seminar_top.html


新しい名称の提案や意見を戴きましたみなさんには、この場で報告とお礼を申し上げます。 ありがとうございました。

 

https://gra-npo.org/schedule/clinic/clinic_top.htm


セミナー” と “クリニック” で行なう内容は従来と変わりありませんが、内容がより正しく効果的に伝わる様に、告知用の画像を変更して、公式Webサイトページの内容もほぼ一新しました。
   
これからも、“セミナー” と “クリニック” で 多くの人とオートバイの知識を共有して、オートバイの楽しさを深めていきますので、今後にご期待下さい。

ありがとうございます。



f:id:youkaidaimaou:20220126210928g:plain

https://gra-npo.org

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.
















新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年6月15日現在)

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of June 15, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

最初に、世界全体での感染死亡者数は、2022年1月以降、順調に減少を続けている事を伝えます。6月の初め、グラフは上下動を記録していますが、これは フランスが誤った数値を報告して、翌日にそれを修正する マイナスの数値を報告しているためで、それを除けば順調に減少していると言えます。


ただし、以前から伝えている通り、欧州5ヶ国と北米 2ヶ国での「死亡者数」が世界全体の「死亡者数」の半数近くを占めている状況に変わりはありません。
また、欧米7カ国以外、台湾の深刻な死亡者数は減少せず、ポルトガルギリシャも充分に抑制できず、トリニダード・トバコ などカリブ海諸国では増加している国があるなど、懸念すべき事が多くある事を忘れてはいけません。




『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』






『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録しているのは台湾です。人口1億人あたり、毎日 600人を超える人が亡くなり続けており、現在の日本では 20人以下/日 である事と較べるまでもない程です。また、オーストラリアとニュージーランドでも同様に、高い【死亡密度】が続いている事も見逃せません。
米国など、人口が大きくて死亡者数が目立つ国の報道しかしないメディアではなく、現実の深刻度を表す人口あたりの死亡者数【死亡密度】で、各国の状況を正確に把握する事が、水際対策が緩和されている今、課k背内事です。


※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/
#COVID19
#オミクロン株
#死亡者数
#deaths



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.

 

f:id:youkaidaimaou:20210122003048j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210122003127j:plain



https://gra-npo.org












 

世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 「新規感染者数」と「人口あたりの新規感染者数」一覧(2022年 6月15日現在)

COVID-19, New Infections and Number of Infections per 100 Million People by Country and Day worldwide, As of June 15, 2022

『 世界全体での新規感染者数 / Changes in the number of new Infections worldwide 』

順調に減少を続けていた新規感染者数は、減少を止めて、ほぼ変わらぬ人数の人が1ヶ月以上続いており、しかも、その新規感染者数は “デルタ株” で感染拡大した 2021年 8月当時と変わらぬ値です。


ただ、それにも関わらず、世界の主要各国で感染対策の規制を緩和したり終了させています。その理由は、下のグラフで示す様に、死亡者数は “デルタ株” が感染拡大した当時と較べても、大きく抑制に成功しているからです。

 


しかし、規制による生活不安や不満を解消して、経済回復を目指す “ウィズ コロナ政策” によって、感染者数の減少が進まず、国によっては 数多くの人々は毎日亡くなり続けている事も事実です。
そして、現在、世界で最も深刻な被害を出し続けているのが台湾です。人口 2400万人足らずにも関わらず、連日 6万人を超える「新規感染者」が報告され、150人を超える人々が毎日亡くなっており、人口が約 5倍の日本と比較すれば深刻さが実感できるでしょう。同様に、オーストラリアとニュージーランドも深刻な状態が続き、トリニダードトバゴやバルバドスのカリブ海諸国、ポルトガルギリシャなどの 欧州各国でも抑制できていない状況が続いています。

警戒し過ぎて「濃厚接触者」という標識で人々を隔離する必要はありませんが、世界の一部地域や国では、デルタ株感染拡大で多くの被害を出していた当時よりも、今が最も深刻な感染被害を出し続けている事を無視するのも良い事ではありません。
各国の政府やメディアだけに頼り過ぎる事なく、国連等を通じて公表されている資料などを基に、自身の健康や命、生活の為の選択が必要です。



『 新規感染者数一覧 / New Infections by Country and Day 』





『 【感染密度】国別・日別一覧 / New Infections per 100 Million People by Country and Day 』

この【 感染密度 】(人口1億人あたりの新規感染者数)を確認すれば、新規感染者数の増減レベルが一目でわかり、他の国との感染状況の比較が容易になります。また、人口あたりの新規感染者の割合によって、治療や療養で社会参加できない人の割合を推測でき、社会機能の維持レベルや経済的損失などを考察するベースにもなります。
この【 感染密度 】で、 台湾の深刻さははっきり確認できますし、オーストラリア や ニュージーランド、そしてカリブ海諸国、ポルトガルギリシャでは深刻な状況が続いている事が明らかになっています。

 



※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/
#COVID19
#オミクロン株
#新規感染者数
#newinfections
#感染密度

 

 


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.

 

f:id:youkaidaimaou:20210122003048j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210122003127j:plain



https://gra-npo.org






 

 

 

 

 

 

『 ジムカーナ クランプリ 1997・香川GP 』の 動画を作成しました / Gymkhana Grand Prix 1997 Kagawa GP event video posted

 
日本各地を 転戦したシリーズ戦・ジムカーナグランプリ 香川GP の 映像を作成しましたので、ぜひ、ご覧下さい。



このジムカーナグランプリは、参加した全員でイベント運営を行ない、全員がオートバイで走って楽しさを共有する活動を広げる為に、1995年から全国各地を巡るシリーズ戦として始めたイベントです。 そして、『香川GP』は、初年度から開催されて、前日開催する練習会や地域の名産・讃岐うどんツアー開催もあり、毎年、全国各地から多くの人が集まったイベントです。

※ 「コース図」や「タイム測定結果」「参加者一覧」など、詳細な資料は 下記サイトに掲載しています。

https://gra-npo.org/document/record/1997/G_19970525.html



This is a video of the Gymkhana Grand Prix, which was organized by GRA and held in various locations around Japan.  The Gymkhana Grand Prix is a series of events that has traveled around the country since 1995, with the aim of expanding activities in which all participants manage the event and share the joy of motorcycle riding.




f:id:youkaidaimaou:20220126210928g:plain

https://gra-npo.org

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.



















成長し続けた “救急セット” Ever-growing First Aid Kit

『 一箱の “救急セット” 』   A box of First Aid Kit

GRA の備品の中で、GRAの精神をよく表していて、僕が最も誇りを持っている物の一つが、この “救急セット” です。 見た目は決して美しくはないコンテナケースと一本のゴムロープがセットになっている姿こそ、この “救急セット” が辿ってきた 10年以上の歴史を表しているのです。


その理由は、GRAの備品の一つでありながら、一度もGRAの事務所には無く、管理責任者も無く、特定できない多くの人々によって受け継がれ、その間に内容物が増えて、成長し続けたからです。



『 全員スタッフ、全員参加制 』   All Staff All Participation System

GRA の運営方式の中で、他の同様な運営団体の運営方式と大きく異なる点は “全員スタッフ、全員参加” 方式を採用していた点です。 これは、名称の如く、イベントに参加した全員が何かのスタッフ職に就き、同時に参加した全員がタイムトライアルを含むイベントに参加する事を決めたものです。従って、一般的なイベントでよく見かける「専任スタッフ」は一切置かず、当然、イベント開催活動全体を運営している “事務局スタッフ” さえイベント開催会場には一切現れない事も当然だったのです。 それほど、「イベント運営は、イベントに参加した者が全員で責任をもつもの」という意識を徹底させたのです。

しかし、この “全員スタッフ、全員参加制” には克服すべき弱点がありました。それは、イベントで使用する「パイロン」やタイム測定用の「光電管セット」、そして「受付セット」や「救急セット」など、GRA専用の備品の管理方法です。そして、管理方法の中で、特に問題になったのは “誰が持ち帰り、誰が次のイベントに搬入するのか” という事でした。つまり、専任の管理スタッフはいないので有志が持ち帰るしかなく、参加者の中から有志を募り、持ち帰って個人宅で保管するのを原則にしていたのです。
それは、月に 1回程度のイベント開催であっても面倒なコトですが、GRA は年間で40回を超えるイベントを開催していたので、普通に考えれば、とても大変に面倒なコトであった事は間違いありません。
でも、どの器材もきちんとリレーが続き、特に、“救急セット” は “誰かが持ち帰り、次のイベントに搬入して、次の誰かが持ち帰る” という受け継ぎの中で、小さかったモノが大きく成長していったのです。



『 成長する “救急セット” 』    Growing First Aid Kit

実は、“救急セット” の誕生については、事務局を運営する僕は殆ど覚えがありません。恐らく、1991年か1992年頃、有志の人が自発的に救急セットを作ってくれたのだと思います。
最初は、画像の左手前に写っている、赤い樹脂製ボックスで始まっていた記憶がありますが、それが次第に増え、スプレー剤や三角巾などが加わり、より大型のケースが必要になり、その時の有志が新しいコンテナケースを誂えてくれたのだと思います。
勿論、購入に必要な費用は GRAで負担しており、イベント当日の当日の会計担当(全員スタッフ制による)が領収書と引き換えに代金を支払う仕組みにはなっていました。が、その対価以上の労力や献身的行為があった事は、ケースの中味を見ただけで一目瞭然です。


パイロン」や「光電管セット」、「受付セット」の様に、イベント開催毎に必ず使用するわけでもなく、「パイロン」や「光電管セット」の様に全員が共有できる “有り難さ” も無く、どちらかと言えば日陰モノ的存在の “救急セット” を受け継ぎ、守り育ててくれた多くの人々の存在に感謝しています。



『 自身の為に、他の人々を支援する人 』
  A Person who Support the people around him for himself 

僕は、オートバイを上手に乗れるだけではその人を尊敬しません。 一番速く、圧倒的に速く走れる人だとしても尊敬はしません。まして、イベントに熱心に参加して、熱心に練習に励んだとしても、それは参加した人全員同じで、どんなに人だったとしても尊敬はしません。尊敬する人は、“ 自分自身の為に、周囲の人々を支援する人 ” であり、自分自身の為に自分自身を応援する事は、多くの人が行なっている事だからです。

僕は、GRAを始めてからだけでも 30年以上が過ぎ、とても多くのライダーや人々と出逢い、様々な支援を受けながら活動を続けてきました。GRAの活動を支援をして下さった個人や法人と担当者の方々など、名前や顔を覚えている方々は多いのですが、それ以外にも、氏名や顔も知らずに GRA活動を支援して下さった方々も数多くいらっしゃる事は充分に認識しています。


特に、この “救急セット” が イベント開催毎に有志によって受け継がれ、誰か有志の支援で内容物が充実し、誰かのお蔭で 開催会場近くの救急医療機関の連絡先や道案内パンフが増えていき、それをまた、誰かが持ち帰るという “自身の為に 他の人を支援する” の心が受け継がれた事に感謝と誇りを感じています。


GRAの現在の活動では、この “救急セット” が稼働する機会が殆どなく、いづれ廃棄する事も検討しています。が、こんな “救急セット” があった事を、そんな有志の人々の受け継ぎがあった事を、関心ある多くの人に知って欲しくて記事にしました。

そして、こんな “誇れる人々” の為にも GRA の活動を続けていく考えです。当時とは 活動内容も変わり、有志の人の年齢も増しているでしょうが、何かの機会に 現在の GRAの活動を閲覧して貰えた時、参加して支援した事を誇りに想ってもらえる様にしたいし、それが使命の一つだと考えています。




f:id:youkaidaimaou:20220126210928g:plain

https://gra-npo.org

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.










 

 

セミナー会場・御影公会堂での発見

先日(6/4)、神戸市東灘区にある “御影公会堂” でセミナー・イベントを開催しました。
いつも横を通り過ぎていて、その存在は知っていたのですが、内部に入り、管理を担当されてきた地元の人達のお話を聞いて、改めてその良さを知りました。
そこで、観て、聴いて知った良さを、少しずつ報告して、多くの人と共有したいと考えています。では、概略の説明から始めます。



『 昭和初期の建築 』

建設されたのが 1933年とされていますので、第二次大戦前の 昭和 8年、大正ロマン時代から昭和へと、建築にも変革の流れが続いた時代です。
当時の最新工法であった鉄筋コンクリート造りで、外壁はタイル貼りの地下1階、地上3階建ての建物は正に昭和初期を感じさせます。そして、それを一番強く感じたのは 踊り場の広い階段とガラス天井です。

 


『 時代背景 』

ただし、1929年に米国を震源地とする世界恐慌の波が日本を襲っていた中、建築資金の調達など苦労も多かったと思われます。そんな中、地元・御影の名士、有名な酒造家であり高額納税者でもあった実業家・嘉納治兵衛氏や、同じく地元名士・嘉納講道館柔道の祖とされる 嘉納治五郎 氏などからの寄付を得て建設されたようです。 
ただ、昭和という時代が始まり、日本の新しい時代を築いていくという、当時の人々の気概がこの時代の建物には残っている様に思えます。


『 大阪・中之島公会堂 と較べて 』

大阪市北区にある「中之島公会堂」は、以前から会議やセミナーでよく借りていた施設です。 1918年 竣工ですから、御影公会堂よりも 14年ほど古く、鉄骨レンガ造りの建物は国の重要文化財に指定されている程です。

    < 大阪市 中之島公会堂


一方、登録有形文化財に指定されている「御影公会堂」は、大戦による戦禍や大地震による被災からの復元改修などを経ているなど、其々に由緒と趣のある建物ですが、較べると何かが違う事に気付きました。
それは、古い歴史ある建物を保管・管理して復元して、かつそれを現代の用途に合うように運営管理する方式の違いであり、それを担当している人々の息吹の違いの様に感じられています。例えて言えば、中之島公会堂と御影公会堂の違いは、僕にとって、大阪城と姫路城の違いの様に感じられるのです。


『 トイレの話 』

急に話題は変わりますが、設置されたトイレに感銘を受けた事を報告します。 それは、2F に設置されている 通称・多機能トイレ です。
その木製の扉を開けるまでは、そこがトイレである事は理解していたのですが、まさかこんなトイレが隠れていたなんて! という驚きがあり、しかも、中に入ってみれば “男児専用” 便器が設置されていたのです。 こんな便器、初めて見ました。
建物の外観や内部の部屋や通路の雰囲気とは異なり、扉ひとつでバリアフリーを主眼にしたトイレが出現するとは、こんな所にも 現代に合わせて改修された人々の心意気が感じられたのです。



そんな驚きと喜びを施設の管理責任者の方に伝えると、嬉しそうに、1Fの “多機能トイレ” を案内して下さり、そこは “オストメイト対応トイレ” になっていたのです。 勿論、公共施設への “多機能トイレ” 設置は国が進めている事業の一つですが、初めて身近に見た設備に更に感激したのです。

この “オストメイト対応トイレ” や、建物内部の大切に引き継がれ続けている意匠など、改めて報告したいと考えていますので、是非、ご期待ください。 




f:id:youkaidaimaou:20220126210928g:plain

https://gra-npo.org

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.














新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年 6月10日現在 )

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


都道府県別、感染被害一覧 』

【感染密度】を見る限り、一年前よりも厳しい感染状況が続いている事は間違いありません。ただ、沖縄県を除き、直近の一か月で日本各地の感染状況は改善方向へ進んでいます。特に、山陰地方以西、北関東から南東北地方にかけて、感染状況が改善しつつある事を示しています。ただし、沖縄県を筆頭に、九州各県の感染傾向は厳しく、続いて広島県や石川県、福井県、北海道での感染抑制は遅れ気味です。

 

 

都道府県別、人口あたり 治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

グラフでも、沖縄県に続いて鹿児島県など九州各県の状況が厳しく、東北各県の状況が改善しつつある事がはっきりと示されています。

 



『 週間致死率 と 通算致死率 退院率一覧 』

直近の一週間、都道府県別の【週間致死率】(新規感染者数あたりの死亡者数)は以下のグラフになります。


本来の致死率とは異なりますが、一週間の期間で区切って確認する事で、おおよその傾向は把握できると思います。そして、多くの都道府県での【週間致死率】は 0.2% を超えており、インフルエンザの致死率( 0.006~0.018% )を大きく上回っています。
なお、埼玉県と三重県では、感染状況と比較して亡くなった人が多く、無自覚感染なのか、介護等の施設での事案が発生した事が推察されます。




出典 : 厚生労働省

#COVID19
#オミクロン株


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.

 

f:id:youkaidaimaou:20210122003048j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210122003127j:plain



https://gra-npo.org