6月27日に開催した、妖怪ガレージ・持込み企画イベント のリポートです。
「 隠れた部品の破損が原因で ・ ・ 」
http://gra-npo.org/publicity/report/2020/20200627_rep.html
今回は、トライアンフの中古車両を購入した人から「うまく乗れない、少し怖い」という質問を受けて実現したのですが、実際に分解整備をしたところ、隠れた部品が破損している事で大きな不具合が発生している事が判明しました。
ただ、今回の様な件は決して珍しい事ではなく、その実態をより多くの人に知って欲しくて、数多くの画像とイラスト図を入れて詳細に解説していますので、是非、ご覧下さい。
< 以下、一部転載 >
新車を購入したとしても安心は出来ません。使用中に車体各部の様々な部品が知らず知らずの内に損耗・破損していきますが、正規販売店でもその損耗や破損を指摘される事は滅多に無く、ライダーは 多少乗り難く感じても 「 ライダーの乗り方次第、ライダーの責任 」 「 これはこのオートバイの癖、乗り味だ 」として済まされている事が殆どだと言えます。
何故なら、オートバイの正しい動きを導き出し、それをライダーに合わせて調整をする為に、例え不調を感じていないオートバイであっても分解して、細かく整備をしていく文化そのものが育っていないからです。その上、本来ならば最も責任を持つべき車両メーカー自体が適切な整備情報をユーザーへ知らせる事に消極的で、整備項目によっては誤った整備情報を販売店向けに発信している程ですから尚更です。
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