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新型コロナウイルス災害、Google AI 予測による、1都3県と他府県との違いを考察 (1月10日)

    
Google AIによる新型コロナウイルス感染予測を通じて、緊急事態宣言が発出された東京都を始めとする 1都3県の今後予測と、準備段階と言われている 大阪府兵庫県、愛知県などとの感染傾向や感染段階の違いを考察しました。

最初に、緊急事態宣言が発出された 東京都などの、1都3県の今後28日間に予測される 日別の新規感染者数と日別の死亡者数を自治体別に掲載します。

 

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この4自治体の予測で共通している特徴は、新規感染者(陽性者)数が 右肩上がりで増え続ける事で、感染がピークを迎える事無く拡大をし続けるだろうと予測されている事です。
次に、準備段階と言われる、大阪府兵庫県京都府の 3府県と 愛知県の予測を掲載します。

 

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この4自治体の予測で共通している特徴は、先に挙げた 1都3県とは異なり、新規感染者数が日を追うごとに増加するのではなく、かと言ってピークを過ぎて大きく減少するのでもなく、28日間、ほぼ同じ人数の感染者が報告されるという予測になっている事です。かと言って安心すべき良い予測ではありません。予測される新規感染者数と較べて、死亡が予測される方の人数が多い事です。この事は、この予測が出される迄の段階での致死率が比較的高く、その上で重症者数も多くなっている事も含めて予測されているからと思われます。
   
以上の事から、各自治体ごとに元々備えている医療体制に違いや特徴があり、特に東京都を始めとする関東エリアでは比較的医療体制のレベルが高い上に相互のネットワーク体制も整っていて、重症や死亡に至り難い体制だったと推察されます。
一方、例えば大阪府では、重症になる方の割合を比較すれば高いものの、その弱点に対応する為に早期から独自の体制を整え、兵庫県などとの行政レベルでの連携も早期から行なって、今後の感染拡大を抑え込んできているとも言えるでしょう。ただし、重症の方への対応では大きな負荷が掛かっているので、そういう懸念に備えて宣言の要請がなされていると推察されます。
  

#Google
#COVID19


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