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世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 「新規感染者数」と「人口あたりの新規感染者数」一覧(2022年 4月 20日現在)

COVID-19, New Infections and Number of Infections per 100 Million People by Country and Day worldwide, As of April 20, 2022

『 世界全体での新規感染者数 / Changes in the number of new Infections worldwide 』

3月中旬以降、世界全体の新規感染者数は、主に北欧から西欧、東欧の欧州一帯と中南米諸国で順調に減少を続けています。ただ、その新規感染者数は、2021年4月、“デルタ株” で記録したピーク値まで減少したに過ぎず、決して充分に抑制された人数とは言えません。


また、人口あたりの新規感染者数を表した【感染密度】を見る限り、欧州や韓国、オーストラリアやニュージーランドの諸国で 深刻なレベルを示しており、少なくとも、一年前の基準から言えば決して安心できる状態とは言えません。しかし、別表で示した「世界全体の死者数」のグラフが示す通り、感染して亡くなる人の人数は1年前の数値を下回っているだけでなく、急激な減少を続けています。


この「死者数」のデータの後押しを受けて、現在でも数多くの新規感染者数を記録し続けているにも関わらず、主要各国は感染防止策や規制の多くが緩和・廃止を進めています。これは、一見すると当然の様に思えますが、政権維持の為の国民の不満解消と経済対策の一面が大きいと思います。 そう言える根拠は、同様の政策を採る国々の中で、国民の “免疫度” が各国で異なるからです。例えば、英国では国民の 1/3 が感染経験者であり、フランスでも 1/4 が感染歴があるなど、集団免疫の獲得に近づいていると言えます。しかし、日本を始めとして、今も多くの新規感染者を記録している国の多くは 感染未経験者が多くを占めており、同様の規制緩和を進めたとしても、同様の結果を得る根拠とならないからです。

 

『 新規感染者数一覧 / New Infections by Country and Day 』




『 【感染密度】国別・日別一覧 / New Infections per 100 Million People by Country and Day 』

この【 感染密度 】(人口1億人あたりの新規感染者数)を確認すれば、新規感染者数の増減レベルが一目でわかり、他の国との感染状況の比較が容易になります。また、人口あたりの新規感染者の割合によって、治療や療養で社会参加できない人の割合を推測でき、社会機能の維持レベルや経済的損失などを考察するベースにもなります。





※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/
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