COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of May 18, 2022
『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』
世界全体での感染死亡者数は、2022年1月、“オミクロン株” の影響によるピーク以降、順調に減少を続けていますが、ここに来て、欧州5ヶ国と北米 2ヶ国での「死亡者数」が充分に抑制出来ていない事がはっきりしています。
グラフを見れば明らかですが、「死亡者数」においては 欧米7ヶ国での死亡者数が半分近くを占めており、欧米7ヶ国の人口は 合計で約 7億人ですから、世界の先進国と呼ばれる国に住む、世界の約 1/10 の人々によって、世界全体の半数近い「死亡者数」を占めているのです。
パンデミック発生後の行動規制をいち早く導入して、最も有効性が高い mRNA ワクチンの開発会社のある国であり、率先してそれらの接種を進めてきた国々であるにも関わらず、抑制に失敗した国々だとも言える状態です。
『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』
人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。
現在、死亡者数の抑制が出来ずに大きな被害を続けている国は、オーストラリアとニュージーランド、中米の トリニダード・トバコ と バルバドス、そして 欧州の イタリアとギリシャ などです。そして、4月中旬から急激な感染拡大を起こした台湾では、一週間以内に死亡者数が深刻な値になる事が予想されます。
※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
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