COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of July 6, 2022
『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』
世界全体での減少傾向を示していた「感染死亡者数」は、「新規感染者数」が 4週間ほど前から欧州を中心とした感染拡大で増加しているのに合わせるかの様に、4週間ほど前から徐々に増加しています。
現在、世界各国の中で深刻な【死亡密度】(人口あたりの死亡者数)を記録し続けている国は、台湾やオーストラリア、ポルトガルやニュージーランドなどで、一か月以上前から感染を抑制できずにいます。今後、欧州の感染拡大により「死亡者数」が増加する懸念がありますし、米国など北米や中米、南米への感染拡大が始まれば、さらに「死亡者数」が増加する懸念があります。
また、感染拡大の原因とされる “オミクロン株” の亜種「BA.5」による死亡率への影響や、欧州各国では人口あたりの感染経験者割合が 60%と高く、「集団免疫」の効果と死亡率との関係に注目が集まりそうです。ただし、日本での感染経験者割合は 10%以下に留まっていて、「集団免疫」は殆ど期待できないので、尚更、欧州各国以上に「BA.5」による感染拡大には充分な対策が必要になると思われます。
『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』
『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』
人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。
現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録しているのは台湾です。人口1億人あたり、連日 400人を超える人が亡くなり続けており、メディアは報道する事はありませんが、あれほどに感染予防に成功した地域で何が発生しているのかを確認して、その情報を多くの国や人々で共有すべきでしょう。
また、オーストラリアとニュージーランドでも同様に、高い【死亡密度】が続いている事も見逃せません。
※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
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