GRA 公式ブログ

NPO法人GRA ( https://gra-npo.org ),オートバイにいつまでも楽しく安全に乗れる環境作りと    人材育成を目標にしている NPO法人:GRAのブログです

「お題」について、意見交換をしましょう (9月6日)

  
NPO法人 GRA では、“ いつまでも、楽しく、安全な オートバイライフ環境 ” 育成の為に 「 お題 」について意見交換を行なっています。
  
今回の「 お題 」は 以下の二つです。
   

1、【 高速道路の完全ETC化について 】

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 「 小池都知事 拘束道路の完全ETC化を要望」(出典 : NHK)
   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200827/k10012586071000.html


  社会と技術の趨勢から、ETC化への流れは当然だと思いますが、
  人はそれぞれ様々な事情の中で生きています。あなたの意見は?
   


2、【 どっちが上手い? 】

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  人によってライディング技術が異なります。そのライディング技術の違い
  による安全性との関係は? ライディング技術はどこで磨く? など、考えを
  教えてください。

        
            ******************

9月6日開催の “ クリニック ” を受診する方は「意見」をご持参下さい。
一緒に意見を出し合いましょう。
また、参加されない方からの「意見」も広く歓迎します。


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< Q&A > チェーンの適正(遊び)調整について

  
そのチェーン調整は危険です!
      
チェーン調整が適正にされていない車両が大変に多い事に驚かされています。
実際、“クリニック” を新しく受診される人の大半のオートバイが、正規販売店から購入間もない新車でも、定期的にディーラー店で整備を受けている車両でも、チェーンの適正な調整が施されていなくて、完全に “張り過ぎ” になっているのです。
      
その “チェーンの適正調整” について、クリニックを受診された方からの質問に応えて、Q&A 形式で詳しいイラストと画像を使って解説しています。
    
解説記事の中で、チェーンの調整の合否が簡単に確認できる方法も紹介していますので、楽しくて安全なオートバイライフを求める方は是非ご覧下さい。参考になる事が必ずあると確信しています。

 

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『 < Q&A > チェーンの適正(遊び)調整について 』
http://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A_chain_adjustment/proper_adjustment_1.html


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< 以下、一部紹介 >

オートバイのチェーンの遊びを調整する目的は、走行に応じて伸びてしまうチェーンへの対応でしたが、30年程前からシールチェーンなどチェーンの高性能化が進み、現在では殆ど伸びを発生しなくなっています。同様に、以前と較べてリアホイールのストローク量は 30%以上多くなっている為、現在ではサスペンションの動きを妨げない適正なチェーンの調整が重要になっています。

しかし、50年前とさほど変わらない整備指示書と整備常識が残っている為、多くの車両でチェーンは張り過ぎの調整が施され、操縦性とリアタイヤのグリップ力の低下を招き、安全性を損ねています。


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全日本 新型コロナウイルス 治療中患者数 等、推移表

      
連日のように少なくない新規感染者数が発表されていますが、4月当時と異なり、短期間で回復・退院する人も多く、治療中の人の数は 4月20日当時のレベルに落ち着いています。
     
今や新型コロナウイルスの感染対策は、各都道府県ごとの地元密着型対策と各医療機関と保健所の尽力で支えられ抑制効果を発揮しています。
官邸側は「私達が先導しなくては!」という想いがある様ですが、失策も多く、現状では現場に立つ彼らの貢献を評価する事と適確な情報を届ける事に専念する方が能力発揮が期待できそうです。

 

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出典 : 厚生労働省
#COVID-19


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新型コロナウイルス 都道府県別・患者数、人口あたり割合順位、死亡率等 一覧 (8月28日 24時現在)

  
メディアは半年以上経っても新規感染者の数だけを読み注意を繰り返すだけですが、厚生労働省が発表情報を詳しく確認するだけで、第1波当時と異なり、医療機関や保健所の健闘が効果発揮している様子が窺えます。
本来ならば、行政もメディアも彼らの貢献を評価すべきです。
   

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出典 : 厚生労働省
#COVID-19


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世界の新型コロナウイルス被害、国別・人口あたり新規感染者数【感染密度】一覧 #COVID-19(8月26日現在)

  
人口1億人あたりの新規感染者数・感染密度を各国で比較すると、真の感染被害の深刻さがはっきり見えてきます。

米国はピークを過ぎましたが、イタリアが最も過酷だった3月下旬当時のレベルと同じで、深刻なのは高い期間が長い事です。最も深刻な地域は中南米諸国で、ペルーやブラジル、コロンビアに続いてアルゼンチンが抑制効かずに拡大しています。

一方、メディアは一切報道しないイスラエルの感染密度は米国並みで、中東という地区ならではの報道の難しさが垣間見えます。

 

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出典 : OCHA
#COVID19



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世界の新型コロナウイルス感染、国別・日別 新規感染者数一覧 #COVID-19(8月26日現在)

 
各国の新規感染者の人数は国によって増減はありますが、世界全体で見れば、ここ1ヶ月ほどは 22~28万人/日を中心に安定しています。
 
統計上に表れる感染報告のある国の数にも変化は無く、5月から7月にかけて報告された様な一気の拡大は抑えられている事は明らかです。第2波が到来している国もあれば、現在が第1波の真っ最中の国もありますが、このウイルス禍に対する医療技術や知識が各国で共有されたり、医療機関での習熟度が高まり、各国国民も適切な予防対処を選択した結果が表れていると思われます。
  
EU各国ではバカンスによる影響やインドの不安などがメディアで報道されていますが、現在、最も配慮すべき地域は中南米の諸国で、特にアルゼンチンはブラジルやペルー、コロンビアに続いて医療体制の崩壊が危惧されるレベルに来ています。また、イスラエルの感染レベルは3月のイタリア以上で、ここ 2ヶ月ほど抑制できていない期間の長さもイタリア以上です。

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出典 : OCHA
#COVID19


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トラ君の、フロント スプリングの交換


トライアンフのフレームとサスペンションのマナーの悪さに手を焼き、探究と改良を重ねてきた。その一環としてフロント スプリング を変更して、設計の欠点をクリアする試みを繰り返し、ようやく最適な特性のスプリングに近づいてきた。

これは、その最新のスプリング変更の記録です。

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『 トラ君の、フロント スプリングの交換 』
http://gra-npo.org/policy/yokai_column/garage/202007_replace_Fspring/F_spring_1.html



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< 以下、一部紹介 >
     
トライアンフ ( 2006年式 ストリートトリプル)のフレームとサスペンションは良い設計ではない。

欠点を列挙すれば、リアサスペンションはリンク式を採用しているのにプログレッシブなレート変化せず、フリクションも高いのか動き始めがとても鈍く、低い荷重域でグリップを失い易く、場合によってはリアから一気にスリップダウンしてしまう。フロントサスペンションは更にシリアスで、サスペンションを支えている フレームのステム部の剛性設計が悪いのか、ステム部が 周波数約 240 Hz で上下方向に楕円を描く様に揺れるので、舗装路面上で大き目の段差乗り越え時にタイヤとスプリングの振動数が 240 Hz付近になってしまうと ステムまで共振してしまい、瞬間、コントロールが出来ない時間帯が生まれてしまう。その上、不足気味のトレール量でフロントタイヤの方向安定性も欠けているから、公道上で安心して走れない時がある程に、トライアンフのフレーム・サスペンション設計者は良い仕事をしているとはとても言えない。
    
そんな設計のお蔭で、トライアンフを購入して以来、この問題の解決に随分と悩まされつつ、知識を深め、色々な思考錯誤の改良を施しつつ楽しんできた。正に、後ろの百鬼・どろろの心境だ。
そんな事情から、フロント スプリングも15セット以上のスプリングを試してきたけど、車体の他の箇所の改良効果もあって、より適したフロントスプリングの特性も絞れてきたので、今回の フロントスプリング の交換(変更・セッティング)にはとても期待できる様になった。
      
きっと、同型車(初期型 ストリートトリプ、デイトナ 675 )に乗っている人の中にも怖い思いをした人は居ると思うし、他の車両でも車体の安定性や操縦性に悩んでいる人も居ると思うので、今回はフロントスプリングの交換の話だけど、参考になる事は必ず一つはあると思うので、ぜひ、ご覧ください。


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