各国の新規感染者の人数は国によって増減はありますが、世界全体で見れば、ここ1ヶ月ほどは 22~28万人/日を中心に安定しています。
統計上に表れる感染報告のある国の数にも変化は無く、5月から7月にかけて報告された様な一気の拡大は抑えられている事は明らかです。第2波が到来している国もあれば、現在が第1波の真っ最中の国もありますが、このウイルス禍に対する医療技術や知識が各国で共有されたり、医療機関での習熟度が高まり、各国国民も適切な予防対処を選択した結果が表れていると思われます。
EU各国ではバカンスによる影響やインドの不安などがメディアで報道されていますが、現在、最も配慮すべき地域は中南米の諸国で、特にアルゼンチンはブラジルやペルー、コロンビアに続いて医療体制の崩壊が危惧されるレベルに来ています。また、イスラエルの感染レベルは3月のイタリア以上で、ここ 2ヶ月ほど抑制できていない期間の長さもイタリア以上です。
出典 : OCHA
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