人口1億人あたりの新規感染者数【感染密度】で各国で比較しなければ、感染被害の深刻さの違いは見えません。
どの国も、その医療体制は自国民の為、人口に合わせて整えられています。その為、人口あたりの新規感染者を比較する事で、その国の医療体制に掛かっている負担の大きさや患者一人に掛けられる医療資源や人員の余裕が推測できます。
日本の感染密度は、対策の遅れもあり、ひと月前の 3倍を超えて 1万人 / 1億人 のレベルへと一気に拡大しています。 10月の 東京都GoToトラベル解禁以降、東京都を中心に全国へと感染が広がっていた中で、北海道や大阪府と同じ時期に緊急事態宣言を発出していたならば違う状況になったのですが、あまりにも遅くに、それも1都3県に限定した緊急事態宣言の発出で、しかもロックダウンより遥かに緩く、イベントや飲食での外出が許されての『不要不急』という矛盾の大きな指示では、他諸国で厳しいロックダウン措置にも関わらず 抑制が出来ない状況を考慮しても、決して一か月では抑制できないでしょう。
出典 : OCHA
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