持ち込み車両による、『 整備&セッティング記録 』ZX-6RR編、(その2)を行ないます。
今回は、前回の続きと別な箇所の整備で、前回と同様に記録した事柄や画像等を、後日Webサイトなどを通じて発表します。
【 車両は 】
2003年型・カワサキ ZX-6RR(画像参照)です。
カワサキが他社に追随して発売した本格的なレーサーレプリカ車。
一般公道用の ZX-6R (636 ㏄)とは異なり、レース参加用に造られた車両(600 ㏄)です。
【 会場、日時は 】
神戸市内、“妖怪ガレージ”で、3月28日(土)9:00 ~
【 目的は 】
一般の人の車両をオーナーと協力して整備とセッティング作業を行ない、その作業の目的や内容と作業画像、そして作業完了後のオーナーの感想文を発表する事で、オートバイの整備やセッティングに関する興味や知識を多くの人と共有するためです。
【 作業内容(予定)は 】
◆ 前回(2月7日)は、主にフロント周りの整備(フロントフォーク及びステアリングステム周り)を行なったので、その“残ストローク量”を最適へと調整を進めるセッティング作業を行ないます。
◆ 同時に、前回は行なわなかったリア周りの分解整備を行ない、スィングアームとリアサスペンションユニットの脱着整備、ハブダンパーの交換、前後ホイールのアライメント(整列)調整作業を行ないます。
◆ “残ストローク量”の調整作業(セッティング)は、ガレージの中で行なう事はできず、安全が十分に保たれるエリアへ移動して行なうの現場セッティング作業がメインになるでしょう。 また、リア周りの分解整備はフロント周りほど作業が複雑でもなく、作業の前後で体感する変化量はさほど大きくはない(ライダーのセンシング能力次第だが)が、オートバイはリアで操るのが基本だから、決して欠かす事は出来ない作業だ。
◆ 時間さえ許せばフレーム(エンジンマウント)周りのストレス除去&整体作業も入れたい。
( 作業内容は、前回と同様に、当日に揃った交換用部品、整備用工具、そして作業者の知識や熟練度から作業内容と手順を決める事になります )
◆ 18時 ~ 20時頃に一旦作業を完了させ、確認走行を行ない、問題無ければ終了です。
【 作業上の懸念 】
オーナーは事前に英文の整備マニュアルを取得している為、整備上の必要なスペック確認には問題ありません。
ただし、前回の様に交換部品(主にゴム製部品)を準備していない場合には交換作業を省けるが(基本は劣化しやすいゴム製部品は交換が原則)、チェーンやスプロケットなどの交換作業が入る場合には全体の進行も変わる。
チェーンやスプロケットなど、比較的交換しやすい部品とは別に、リアサスペンションのリンク周りのダストシール(ゴム製部品)の準備まで配慮できていたら、オーナーの意識と知識が向上した証なのだが ・・・ どうだろうか?
( 呟き・・分解時、ゴム製部品は必ず交換が基本、滅多にしないなら必ず交換 ♪ )
【 興味のある方は 】
当日、作業の見物希望の方は事前にご連絡を。
持ち込み車両で整備やセッティング希望の方もご連絡を。
オーナーの方とは信頼関係と最低限の知識共有を求めるため、要相談です。
( 全ての作業はオーナー本人の責任の下となります )
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※ 『GRAのセッティング講習』の開催案内を下記の通り紹介します
ぜひ、ご利用ください
『 GRAのセッティング講習 』
http://gra-npo.org/schedule/setting/setting_top.html