6月17日に開催しました、『 ステムベアリング整備、妖怪ガレージ・持込み企画 』の開催リポートが完成しました。
【 ステムベアリング整備 in 妖怪ガレージ 】 リポート
http://gra-npo.org/publicity/report/2020/20200617_rep.html
タイヤ交換やフロントフォークの整備と較べると身近に感じる機会は少ないでしょうが、私達ライダーにとってステムベアリングは最も身近にあるベアリングで、オートバイの印象を大きく左右し、操縦性や安定性。そして安全性にさえも大きな影響を与える部品であり機構です。
オートバイを気持ち良く思いのまま走らせ、安全にいつまでも楽しむ為に、そんな大きな影響を与えているベアリングの事を見つめてください。
< 以下、一部転載 >
きっと、多くのライダーにとってはステムベアリングの整備を依頼する機会は一生無いでしょうから、ステムベアリングの構造や仕組みを具体的に理解する機会も無いでしょう。けれど、そういう機会が全く無かったとしても、ステムベアリングの作動感を敏感に手の平を通じて常に感じ取り、それがオートバイの印象と受け取り、偏った作動性をそのオートバイの“味わい”だと誤解し、操縦性や安定性が損なわれ安全性も損なわれたオートバイに乗り続けている事は自覚すべきです。
とかく、エンジンパワーや音、そしてオートバイ自体の存在感やある意味でのプレスティッジ感でオートバイを選び、走りを楽しむ事だけに熱中するものですが、組み込まれている部品一つひとつの特性や役割を理解した適切な整備を行ない、ノーマルのオートバイをノーマルのままで数段階上の本来の姿へと蘇らせてあげる事に、より多くの人が意義と楽しみを見い出して欲しいと願っています。
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