『 重症者数は 501名 』
“第5波” の影響で、8月下旬には、一週間で 15万人を超える新規感染者数を記録していましたが、現在は 7千人程にまで減少したので、“第5波” はほぼ過ぎたと理解する事は出来ますが、「重症者数」を見る限りはそうではありません。
8月下旬には 2千人を超える人々が重症に陥り、9月中旬になっても 一週間で 400名を超える人々が亡くなっていましたが。現在もその状況はさほど大きく変わっていない事を見逃してはいけません。
『 治療中患者数、死亡者数、致死率等 推移一覧 』
10月8日時点で 重症ベッドで治療を受けている人は 501名 で ピーク時の 1/4 程度までした減っておらず、直近の一週間で 減少した重症の方の人数は 218名ですが、同時に 亡くなった人は 219名だったのです。
一週間あたりで亡くなっている人は ピーク時の 1/2 程度と決して少ないのです。しかも、亡くなった人の人数は 減少した重症雄者数とほぼ同じで、あたかも 亡くなった人の人数分だけ 重症者数が減っている様にも見える程で、医療現場では決して楽観できる状況でない事を多くの人は認識すべきです。
出典 : 厚生労働省
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