東京都のGoToトラベルが解禁になった10月以降、一週間あたりの感染者数が増加傾向に移り、それ以上に治療中の患者数と重症者数が確実に増え続けています。
その影響を最も受けているのは北海道だけでなく、青森県、そして宮城県と岡山県で急激に感染者数が増加しています。
2月以来の急激な増加に見舞われている北海道は、独自に緊急事態宣言を行なった当時より多くの感染者を出していますが、医療体制と経済負担のバランスを見ての判断か、独自の非常事態宣言には至っていません。
同様に、青森県と宮城県では、想定していなかった感染拡大を迎えて、医療従事者の方々の負担が一気に増え、県民の方々の不安も増えていると推察されますが、自治体独自の対応だけでなく、GoToトラベルなどの部分的な制限の検討が必要だと思われます。
出典 : 厚生労働省
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全日本 新型コロナウイルス 治療中患者数 等、推移表 (10月30日現在)
今夏、感染して治療中の患者数が最多を記録した際、盆休み返上で対処した医療従事者の方々の尽力のお蔭で減少していましたが、東京都のGoToトラベル解禁の10月以降増加しています。
東京や大阪など都市部に限らず、一気に感染拡大を迎えている北海道、青森県、宮城県、岡山県など、医療に従事している方々の厚遇や資機材の補充を一層図る必要があります。
出典 : 厚生労働省
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