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日本の新型コロナウイルス 感染者数と治療者数の推移、一週間毎の変化傾向 (2022年 8月26日現在)

『 新規感染者数と治療者数 』

夏休みの影響により、休み明けになってからの検査結果が重なって、「新規感染者数」は前週よりも 7% 増加しています。 が、季節的要因が原因の変化であり、通常の感染拡大とは状況が異なります。同様に、「増加治療者数」も同様に増加を示していますが、夏休みという季節的要因によるもので、通常の生活が続く中での感染拡大の状況とは異なる事は理解する必要があります。
ただ、夏休み返上で対応に入院患者に対応してきた、全国各地の医療機関の負担は減少していない事に注意と配慮を行なうべきです。

■ 季節的要因で一時的な増加を記録
■ 検査・医療現場への過重な負担はまだ続く


世界的にみれば、エリザベス女王やバイデン大統領など、一般の人々より慎重な感染対策に守られている人々さえ感染しています。そして、岸田総理大臣も同様に、担当者による感染対策が施されていたにも関わらず感染しています。
つまり、ワクチン接種は当然として、マスク着用や手指の消毒、ソーシャルディスタンスなどを励行しても、今回のウィルス感染を完全には防げない事を示しています。
「ワクチン接種したから」とか「マスクして消毒しているから」という事で安心するのではなく、感染対策をしても感染を防げていない事例が多発している事と、医療機関を受診する事が出来ずに苦しんでいる人も過去最多になっている事にも注意を向けるべきです。そして、過去最悪の状況の中で、懸命の医療を施し続けている人々に対して、心からの声援や支援を届けるべきです。

 

『 重症者数 と 死亡者数 』


グラフからも明らかな通り、昨年までの重症化した後で死亡するパターンは崩れています。感染した後、重症と診断されて治療受ける人が減る一方で、重症と診断されないまま死亡認定されている人が圧倒的な勢いで増えている事を問題視すべきです。
ただ、この一週間での新規死亡者数の増加度は小さくなり、安心する事は出来ませんが、やがて新規死亡者数の減少が始まる事が予想されます。

■ 重症者と診断されず亡くなる人の増加に警鐘が必要
■ 下水の PCR検査の導入で、本格的な感染対策が必要


仮に、感染して亡くなる際には “重症” になるとすれば、「新規重症者数」が減る中、「新規死亡者数」が増加が止まらないのは、医療機関によって “重症” と診断されず、充分な治療を受けずに亡くなる人が急増している事を示しています。 それは、自宅療養者や施設などから入院出来ずにいる人から多くの人が亡くなっている事にも繋がります。
   
政府・行政は、「充分な感染対策を!」「ワクチン接種」と呼びかけるだけで、国民の多くがそれを守っているにも関わらず、7月中旬以降、世界最多の新規感染者を生み出す国になっています。 それでは、行政としての責任を果たしているとは言えないでしょう。
充分な対策を行なうには、2020年当時より求められていた【 下水の PCR検査 】を本格的に導入して、人々の発症と検査結果を待つのではなく、全国的な感染状況を発症以前から正確に把握して、必要な対策を発症以前に採るシステムを確立しなければいけません。

 


出典 : 厚生労働省

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