第2波が全国各地へと広がり、数多くのクラスター発生が報告される中、東北各県の治療者数の少なさが際立っています。
ただ、各メディアは東京を中心に感染者や死亡者数をセンセーショナルに報道するだけで、良い事や医療関係者の奮闘を話題にして、現状認識と希望の報道をしない事が難点です。
出典 : 厚生労働省
#COVID-19
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『 全日本 新型コロナウイルス 治療中患者数 等、推移表 』
第2波の到来により、この一週間で新規感染者の人数は 7千人以上に上りましたが、それ以上に回復して退院する人の数が多くて、治療中の患者の方の人数は 600人ほど減っています。
これは主に医療関係者の方々の尽力のお蔭であり、検査から入院・治療までの流れも改善されつつある結果だと思われますし、各メディアも広く報道すべきです。
なお、東京所在の各メディアが、東京都での新規感染者数の増減を一種他人事の様に報道して、東京以外で目立った新規感染者数があった時には力を込めて報道している様に見えるが、最大の人口密集地で充分に感染対応出来なかった行政にスポットを当てるべきです。
行政や医療などの関係者は、「大変です」「充分に注意して!」と言って警戒を怠らせない事ばかりに注力し過ぎています。この一週間の新規感染者の数と退院者、治療中の患者数の変化を見れば、医療従事者の方々の奮闘ぶりがはっきりと分かり、きっと感謝も覚えるでしょう。
日本人特有の 「 注意!!! 」 だけを叫ぶのではなく、冷静に現状を詳細に正しく伝え、正しい理解を共に育てて、行政と国民が協力し合って対応する事を目指すべきです。
出典 : 厚生労働省
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