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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年7月13日現在)

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of July 13, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

6月初めから、世界的な感染拡大が一気に進む中、当初、「死亡者数」は微増にとどまっていました。しかし、感染拡大後 4週間経って、一気に亡くなる人が急増しています。 さらに、感染拡大の始まりとなった 欧州5ヶ国 での「死亡者数」も増えていますが、北米2ヶ国 や それ以外の国々でも死亡者が増えており、ワクチン接種率や集団免疫の高さに関係なく、全世界で死亡を防ぐ対策が必要な事を示しています。
  


今回、世界的な感染拡大の原因となっている “BA.5 株” では、感染力は高いと言われ続けていますが、グラフを見る限り、“致死率” についても低くない事が推測できます。
今年1月、“オミクロン株” による世界的な一気の感染拡大で多くの方々が亡くなりましたが、その際に死亡者数増加のグラフは急な勾配を残しています。そして、今回の死亡者数増加のグラフ勾配を見る限り、1月から2月の時と同様に、世界で一気に死亡者数が増加する懸念が強まっています。

更に、ワクチン接種回数や集団免疫効果の高い国でも感染拡大と死亡者数増加を招いていますので、特に、集団免疫効果の低い日本の場合は、欧州など他国以上に、死亡者数抑制の為の対策が今、必要です。




『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』






『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録しているのは台湾です。人口1億人あたり、連日 300人を超える人が亡くなり続けるなど、メディアは報道する事はありませんが、あれほどに感染予防に成功した地域で何が発生しているのかを確認して、その情報を多くの国や人々で共有すべきでしょう。
また、台湾と同様に、5月以前から高い【感染密度】と【死亡密度】を記録し続けている、、オーストラリアとニュージーランドでも、相変わらず 感染や死亡の両面で深刻な状態が続いており、仮に、“BA.5 株” の感染が広まった際には、更に深刻な状態を招く恐れもあり、台湾を含めて、行政は渡航制限などの対策が必要に思われます。

 



※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/

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