東京都のGoToトラベルが解禁になった10月以降、一週間あたりの感染者数が増加傾向に移り、それ以上に治療中の患者数と重症者数が確実に増え続けています。
その影響を最も受けているのは北海道だけではありません。特に、この一週間で新規感染者数と治療中患者数が増えている県は、宮城県、埼玉県、愛知県、そして岡山県で、大都市と較べて医療機関への負担が一気に増えている事が推定されます。
現在の段階は、全ての都道府県で一気の感染拡大を起こしている訳ではなく、大都市圏と一部の都道府県、地方都市での感染が増えている状態です。この段階だからこそ、フランスやドイツなどでも導入している様に、感染拡大が厳しい地域毎に感染抑制の特別措置の導入の準備段階にするべきと思われます。
出典 : 厚生労働省
#COVID-19
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全日本 新型コロナウイルス 治療中患者数 等、推移表 (11月6日現在)
一週間毎の新規感染者数は、9月初旬までは順調に減少していましたが、それ以降、減少しなくなり、10月以降は増加に転じて、今や 6000人台を超える勢いを見せています。
この様に10月以降拡大基調にある事は認識されながら、行政は特別な措置を一向に採る様子はなく、その逆に GoToトラベルの延長検討など、感染拡大の危険性が大きい措置を進めようとしています。
経済的な打撃から回復させる為の必要な措置と理解していますが、同時に、この拡大期間に不幸にして感染して亡くなる人に対して行政は特別な保障を行なうか、精一杯の感染抑制の手配を行なうべきでしょう。
しかし、大変に残念ながら掛け声だけで済ませている状況で、その点は大変に残念です。
出典 : 厚生労働省
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